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2008年09月23日

新人演奏家ステージMCC

音大生と卒業したばかりの演奏家によるステージ・・・
真剣さが伝わってくるようなフレッシュな演奏に感動~~!!
我が子の演奏を見守るような、何か懐かし~い思いに浸りました。
もちろん、現役だけに演奏技術はすばらしい!!
これからの演奏活動が、楽しみです。

是非、みなさまも応援をしてくださいね。

明日24日は岩渕晴子さんのヴァイオリンと金谷優里さんのピアノ
翌25日は宮崎剛さんのピアノ
宮崎さんのステージではいつもサプライズ満載・・・!
これも又、楽しんでいただけるのではないでしょうか?
是非、みなさまのご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

さくら♪


2008年08月29日

夏の終わりのロマンス

暑かった8月も残すところあとわずか。
ひさしぶりにアヴェンヌで演奏を披露してくださったのはピアニスト久納卓さん。
夏の終わりの一夜、力強く、かつ繊細なピアノの音色がサロンを包みました。

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1st. Stageではスカルラッティからスクリャービンまで、時代と地域を超えた様々な作曲家の小品を取り上げてくださいました。
シベリウス「樅の木」では、フィンランドの寒い静かな冬を思わせる深みのある音色を、ショパンやスクリャービンのエチュードでは、さすがのテクニックを披露。
幅広いレパートリーと豊かな表現力はさすがです。

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久納さんのお姉さんやご友人もお越しくださり、ステージ間には楽しそうな笑い声も聞こえてきました。
そんな中、カウンターのお客様からのリクエストで、私も1曲演奏させていただきました。
いつものことながら「こんなことならちゃんと練習しておけば・・・」と思いましたが、楽しんでいただけたようでほっとしました。
温かく聴いてくださったお客様、快く演奏させてくださった久納さん、本当にありがとうございました。

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2nd. Stageではリストの大曲「詩的で宗教的な調べ」より、「葬送」「アンダンテ ラグリモーソ」「愛の讃歌」の3曲を演奏してくださいました。
“宗教的”で荘厳な響き、力強く美しい音色、お客様もその迫力ある演奏に思わずため息。

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ドイツ留学からの帰国後、各地でのリサイタル、コンクール出場と精力的に活動する久納さん。
止まることなく進化し続けるピアニストが届けてくれた“夏の終わりのロマンス”でした。

こころ♪

2008年08月19日

Classic in Jazz 華麗なる即興の世界~豪華ゲストとの競演!

今月も宮川真由美さんの“音楽びっくり箱”ステージ開演。
今回は豪華ゲストも登場し、とってもわくわくするステージとなりました。

「北京オリンピックにちなんで」チャイナドレスでチャイナ風の演奏からスタート。
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そして本日1人目のゲスト、ヴィブラフォンの岡田さんが登場。
オーケストラやブラスバンドでは後ろのほうにいて、ソロで聴く機会は少ないヴィブラフォン。
とても味のある優しい音色です。
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宮川さんとの競演2人目はアヴェンヌ・スタッフ・ニューフェイスのコントラバス後藤くん。
宮川さんとの競演は2回目ということで、落ち着いた演奏を披露してくれました。
でも、MCにはまだ慣れない様子。
アヴェンヌ・スタッフは演奏力だけでなくMC力も大切なので、先輩スタッフは「MCがんばれ!」と心の中で応援していたのです(笑)
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そして3人目のゲストはフルーティストの湯川紗代さん。
週末の本番を控えたお忙しい中、ゲスト出演して素敵なフルートの音色を届けてくださいました。
湯川さんが出演されるのは「あなたに贈る世界の名曲」
8月23日(土)、兵庫県立芸術文化センターにて15時開演です。
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宮川さんのライブといえば、毎回恒例のリクエストコーナー。
なんと、そのリクエストに岡田さんも即興競演!
昔からいろいろなところで演奏をし、宮川さんとも何度もご一緒しているとのことで息もぴったりの素晴らしい競演となりました。
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ゲストが次々に登場し、とても豪華なステージが繰り広げられた今夜のステージ。
思わず身を乗り出して聴き惚れてしまうバラエティ豊かな楽器の競演に、お客様も笑顔で溢れていました。

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こころ♪

2008年08月08日

時代を彩った女性たちに思いめぐらせて

ロシアで研鑽を積むピアニスト森上芙美子さんが一時帰国。
半年振りに素敵な音色を披露してくださいました。

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1stステージでは、ベートーヴェンのソナタ第8番悲愴、ショパンのノクターン第2番といった耳なじみのある名曲から、“時代を彩った女性たちに思いめぐらせて”シューマンの妻クララ・シューマンのロマンスなど、比較的耳にする機会の少ない曲まで、その美しい音色をたっぷり聴かせてくださいました。

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2ndステージは、ロシアに渡る前から好んで弾いていたというショパン特集。
ショパンが本当にお好きなんだろうなということが伝わってくる演奏でした。

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今月26日にも森上さんがライブをしてくださいます。
次回はショパンの練習曲Op.10を全曲披露してくださるそうです。
テクニックの点ではもちろんですが、表現の点でも難易度の高いショパンのエチュードをどのように演奏されるのか、ぜひみなさんの耳で確かめにきてください。

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アヴェンヌが梅田でオープンした当初から演奏してくださっている森上さん。
その頃からアヴェンヌに来てくださっているお客様も、森上さんとの再会、成長した演奏を楽しんでいらっしゃいました。
どこか温かな雰囲気のするアヴェンヌの夜でした。

こころ♪

2008年08月07日

真夏の夜の夢!Wスペシャルゲストを迎えて

7月31日、ピアニスト宮崎剛さんのライブを開催しました。
毎回ゲストを迎えての豪華なステージ、今回は関フィルのチェリスト大町剛さんとの共演です。

1stステージはピアノソロ、リストのハンガリー狂詩曲や、グリーグのソナタなど、ダイナミックかつ繊細な演奏で魅了!!
2ndステージはスクリャービン!!音色の豊かさ、表現力にグッと惹きこまれます。

そして、本番を終えて、駆けつけてくださった大町剛さん!
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「リベルタンゴ」に心が熱くなりました。
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また、もう一人のスペシャルゲスト、今話題の12人のヴァイオリニストのメンバー、
山本綾さんがお越し下さって、華麗な演奏を聴かせてくださいました。
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ラストはトリオでモンティの「チャルダッシュ」!!
3つの魂が溶け合い、エネルギーみなぎる熱演に客席も大興奮!!
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鳴りやまぬ拍手に包まれたアヴェンヌ、真夏の夢の一夜でした。

2008年07月03日

Duoの花束

ずっと聴いていたい、心地よいヴァイオリン…
お洒落なサウンドのピアノ…

昨夜はジャズヴァイオリニストYu-Maさんとタンゴピアニストとして活躍中の綾部美和子さんのライブ!!
クラシックから映画音楽、ジャズ、タンゴまで、ドラマティックな演奏が繰り広げられました。
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お二人のライブでは、いつも「皆さんもご一緒に!」と季節の歌や、手拍子で参加できる曲があって、お客様も楽しく盛り上がります。

今回は「たなばた」。
綾部美和子さんの素敵なピアノアレンジ、Yu-Maさんの美しいヴァイオリンの音色に合わせて、お客様が爽やかな歌声を聴かせてくださいました。

ピッタリ息の合った演奏にドンドン惹きこまれます…
お客様もグラスを傾けながら、熱く聴き入っていらっしゃいました。
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そして、大きな拍手でアンコール!!

お人柄も温かく、ほのぼのムードのお二人のステージはハッピー度満点!!
とっておきの夜に乾杯!!

2008年06月10日

カクテルピアノの夜

シューマン「子供の情景」、メンデルスゾーン『無言歌集』より「甘い思い出」、
シューベルト「楽興の時」、ドビュッシー「二つのアラベスク」、
ショパンのノクターン、ワルツ、マズルカ、
ベートーベン「悲愴ソナタ」、フォーレ「即興曲」、バッハ「G線上のアリア」・・・

ピアノの名曲を並べてみましたが、みなさんもよくご存知の曲だと思います。
これらの曲は、昨夜ピアニストの本山加奈さんが演奏された曲目です。

カクテルピアノはホテルのラウンジなどで演奏されているBGMのことですが、
思わず聞き入ってしまいました。
それくらい素晴らしい演奏でした。お聞かせ出来ないのが、残念!!
演奏後の演奏者やスタッフとのお喋りも楽しい~~
最後におまけが・・・
スタッフ舞ちゃんのフルートとオーナー美香sanのピアノでのデュオ♪
『サロン・ドゥ・アヴェンヌ』は、いつもサプライズ満載!!

17日はNatsumeさんの弾き語り、
24日はなっちゃんと舞ちゃんのフルート、ゆみちゃんのクラリネット、美香sanのピアノ、
Mika & A'museの日です。

みなさんのご来店をお待ちしています。
店長さくらママのリポートでした。

2008年05月16日

ショパンに寄せて

~チェリスト大町剛氏を迎えて~
サロンに、久方ぶりにチェロの音色が響き渡りました!!

昨夜のライブは、宮崎剛さんのピアノ・・・
3ステージともショパン!!まさにショパン一色の夜となりました。
(お昼は別の場所でオールショパンプログラムのステージをされた宮崎氏、「ショパンづけ」の1日だったとのことです*^^*ファンタスティック!!)
ノクターンから始まって、ワルツ、別れの曲、革命エチュード、バラード4番、英雄ポロネーズ、幻想ポロネーズ・・・
次から次へと、力強く華麗なピアノが響きました。
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第3ステージでは、関西フィルのチェリストとして活躍中の大町剛さんとの二重奏!
難曲な故にあまり演奏されることのない「チェロソナタOp.65」に酔いしれました。
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宮崎剛さん次回のライブは6月12日!!
来月は期待の若手ピアニスト田所千佳さんをゲストに迎えてのステージです。
昨夜の興奮を味わいたいと思われる方は、是非ご来店ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

店長さくらママのリポートでした。

2008年05月13日

5月9日 Classic in Jazz 華麗なる即興の世界

今月もまた、宮川真由美さんの“華麗なる即興の世界”が幕を開けました。
今回はまるで“音楽の世界旅行”をしたような、心地よく楽しい夜でした。

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オープニングはタンゴ・メドレー。
日本のタンゴ名曲から「赤い靴のタンゴ」(イギリス映画『赤い靴』にちなんで、アルゼンチン帰りに作曲されたものだそうです)や、あまりにも有名な「ラ・コンパルシータ」など、1st.ステージから宮川さんの魅力が満載!
こちらもあまりに有名なバッハの「メヌエット」を、今宵の気分で次々にアレンジして演奏すると、お客様もすっかり宮川ワールドに引き込まれていきます。

2nd.ステージのハイライトは、なんといってもショパンの「ノクターン第2番」
かわいらしいオルゴール風だったり、心地のよいBGM風だったり、お酒がおいしくなるジャズ風だったり。
うっとり聴きほれていると曲調が一転!
なんと、ど演歌風(笑)
こぶしのきいた演奏にお客様も思わず大笑い。
「ノクターン」でも、邦訳の「夜想曲」でもなく、「野久淡(のくた~ん)」といったところでしょうか(笑)
ショパンもびっくりのアレンジは、宮川さんだからできる、宮川さんにしかできない演奏です。

タンゴで始まった“音楽の世界旅行”、締めくくりもタンゴ。
今度はドイツのタンゴ名曲から「夜のタンゴ」を含むメドレー。
お客様持参の楽譜をベースに、様々な国を経由し、無事日本に戻ってきました。
宮川さんが次はどこへ連れて行ってくれるのか、また次回が楽しみですね。

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ちなみに、前回のレポートを見てくださったお客様が、今回取り上げられた曲についてのカンニングペーパーを用意してくださいました。
ちょっと遅くなりましたが、しっかり使わせていただきました。
ありがとうございます♪
これからもblogともども楽しんでくださいね☆

こころ♪

2008年05月02日

ピアノマン参上!! なにわの叙情鍵盤楽士

連休前の金曜の夜、アヴェンヌにピアノマン参上!
アヴェンヌの音楽ディレクターでもある、ピアニスト橋本尚氏のソロ・ライブをお届けしました。

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ショパンの“ノクターン第2番”で幕を開けたピアノ・ソロの夜。
“雨だれの前奏曲” “ワルツ第7番” など、ショパンの名曲がずらり。
素敵な演奏の合間には、楽しいトークも冴え渡ります。

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フランスの作曲家、ドビュッシーとラヴェルの“水”を描いた名曲を聴き比べることもできました。
私の中では、ドビュッシーの“水の反映”は、動きを止めた夜の噴水。
ラヴェルの“水の戯れ”は、規則的に盛り上がったり静かになったりする昼間の噴水。
そんなイメージの違いがあるんですが、お客様にはどのように映ったのでしょうか。

クラシックだけでなく、シャンソンなどジャンルを超えて活躍する橋本先生。
歌謡曲の伴奏やアニメソングを弾いてくださることも!
今日はベーゼンドルファーの伴奏をバックに、お客様の素敵な歌声を聴かせていただきました。
私もお客様とデュエットさせていただきました。
そして、美香さんとお客様のデュエット。
わいわい楽しく、週末の夜は更けていきました。

2008年04月29日

今さらライブレポート(笑)

こんにちわ♪
昨日、朝電車で乗り過ごしそうになりました、スタッフこころです(笑)
ほぼ昼夜逆転不規則生活から一転、朝6時起きの規則的な学生生活へ。
毎日の電車通学や学校での勉強にもだいぶ慣れてきました。
アヴェンヌでみなさんとお会いできる機会はぐっと減ってしまいましたが、調律師のひよこ目指して日々がんばっていますので、アヴェンヌで珍しく私を見かけたときは気軽に声をかけてくださいね☆

というわけで、ばたばたとしていてすっかり遅くなってしまったレポートを。

4月18日(金) パステルカラーのアリアたち デュエット*春うらら
          Vo:村辺恵奈 Vo:大西奈々 Pf:本山加奈

LIVEタイトルにあわせて、パステルカラーのドレスで登場した3人のフレッシュなアーティスト。
この春、京都市立芸術大学を卒業したばかりという2人の歌姫と、BGM NIGHT(5月からは“カクテルピアノの夜”にタイトルを一新)でも活躍中のピアニストがドキドキの初ステージを繰り広げました。

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「この春、無事に大学を卒業しました!」という報告には、お客様から暖かい「おめでとう!」の言葉と拍手が送られました。

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「見ての通りデコボコになっていますが、2人ともソプラノなんです」と大西さん。
そんな2人の身長差はなんと約30cm!
「30cmのものさしがちょうど入るぐらいですね」の言葉にはお客様も大笑い。
「楽器のサイズ(体の大きさ)が違うとソプラノの質が変わるので、その違いも楽しんでいただけたら」とハミングだけで歌う“グリーンスリーブス”を披露するなど、選曲にもこだわりが感じられました。
日本の春の唱歌メドレーでは、懐かしい歌の数々に、お客様も思わず一緒に口ずさみ、私も一緒に口ずさみ(笑)

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ライブの合間には、すっかりお客様と打ち解けてわいわい談笑。
アーティストと気軽に話すこともできる、アヴェンヌの魅力を感じていただけたようです。

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ラストナンバーに3人が選んだのは、おととしから去年にかけて大ブームになった“千の風になって”
ソプラノ二重唱の“千の風になって”は、美しい2人の歌声と素晴らしい詩の内容が心に沁みる、素敵な夜の締めくくりとなりました。

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でもやっぱりアンコール!
1st.ステージから、ドニゼッティの“酒飲みの歌”
ワイングラスを片手にお客様のテーブルをまわり、みんなで乾杯!

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初めてのステージとは思えない、落ち着いた演奏と軽快なMCで楽しませてくださいました。
これらかがとっても楽しみな3人の、さわやかな春にぴったりのフレッシュなステージでした。

2008年04月04日

SPECIAL LIVE 日独 Sakura 競演!!~美しき春の祭典~

すっかblog担当になってきた感のある、スタッフこころです♪
自分のblogやmixiは気がついたら放置してしまっているのですが、果たしてライブレポートはいつまで続くのでしょうか(笑)
アヴェンヌで私を見かけたときは「blog見てるよ」って声かけてくださいね。
じゃないと、そのうちやらなくなりそうで(笑)

さて、今夜はアヴェンヌSPECIAL LIVE!
オープニング記念ライブにも登場してくださったギター奏者の増井一友さんが、今回はツィター奏者ヴィリ・フーバーさんと競演。
みなさん、“ツィター”という楽器、ご存知ですか?
アヴェンヌにとっても私にとっても初対面の楽器なんです。

ツィターは南ドイツ・オーストリア・スイスなどでよく使用されている民族楽器で、日本の琴のように弦をはじいて演奏する楽器です。
撥弦楽器という点では、ギターとの共通点もありますね。
今の形になったのは18世紀ごろと、まだ新しい楽器なんだそうです。

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↑これが古典的なスタイルのツィター

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↑こちらは新しく、かなり大きなサイズのツィター
ちなみにこの下の台も専用のものです。
「ツィターを背負ってコレ(台)を持ち歩いて、crazy artistが2人いるって有名になる!」とおっしゃるヴィリさん。
確かにびっくりして思わず振り返るかも(笑)

見た目も機能的にも、ギターとハープを足したような感じですね。
どんな音がするかというと、やっぱりblogでは伝わらないですよね(笑)
イメージとしては、昔ながらの小さな遊園地で流れてきそうな、メリーゴーランドでかかってそうな、愛らしくてかわいい音です。
演奏しているヴィリさんもとってもおちゃめで素敵な方でした。

まずはヴィリさんのソロ。
ギターのような部分でメロディを、ハープのような部分で和音を奏でています。
家庭で親しまれる民族楽器、1台でいろいろな音楽がきちんと演奏できるようになっているんですね。

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MCを担当してくださったゲストの常石さやかさんとのデュオ。
ヴィリ・メルツの名で作曲・編曲も手がけているヴィリさんが、フルオーケストラの曲を2台ツィター版に編曲した曲を披露してくださいました。
ちなみに、“メルツ”というのはドイツ語で“3月”という意味なんだとか。
由来はヴィリさんが3月生まれだから。
先月だったらお誕生日祝いができたのに・・・

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常石さんはツィター解説もしてくださいました。
みなさん初めて見る楽器に興味津々。
ツィターは映画「第三の男」に登場しているそうですが、私はその映画を知らない(汗)
でも、モルツのCMの音楽、あれがテーマ曲なんだそうですね。
ヴィリさん曰く、「モルツのCMはたぶんギターの音」とのこと。
今回はツィター・ソロ、ツィター&ギター、両方のヴァージョンを聴くことができました。

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今日のライブ・タイトルにもなっている「さくら」を、ツィターとギター、それぞれのソロで聴き比べることもできました。
同じ撥弦楽器でも、やっぱり音が違うと雰囲気が変わります。
不思議ですよね。

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3人でギター&2台ツィターのトリオ演奏も披露してくださいました。
とっても暖かくて、かわいらしくて、息のあった本当に楽しいステージでした。

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ステージ終了後、美香さんのインタビューに答えるヴィリさん。
この後、神戸や東京で演奏を行ってからドイツに帰国されるそうです。
秋にまた来日されるようなので、その時はまた“日独 音楽の秋 競演!”を楽しみにしています。

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その後、ヴィリさんのツィター講座が開かれました(笑)
気さくに丁寧に、演奏を交えながら教えてくださるヴィリさん。
日本語もお上手です。

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お客様もツィターに挑戦。
なかなか難しいようでしたが、楽しそうに演奏されていました。

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素敵な音楽を届けてくださった3名のアーティスト、美香さんと記念撮影をパシャリ!
本当に楽しかったです!
またお会いできるのを楽しみにしています♪

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2008年04月03日

Classic in Jazz 華麗なる即興の世界

先週に続いて宮川真由美さんの登場。
今回もスタッフこころがライブレポートをお届けします。

今日は「春でちょうど高校野球もやっているし、行進曲シリーズはどうでしょう」というお客様からの提案で、1st.ステージは即興行進曲メドレー。
ラストにはモーツァルトのトルコ行進曲を弾いてくださったんですが、宮川さんの手にかかるとおなじみの旋律も新しい曲になるんですよね。
そして、同じ曲を弾いても、いつも何か違う。
何度聴いても新鮮な驚きや感動があります。

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2nd.ステージではサティのジュ・トゥ・ヴやグノシエンヌをおしゃれにスマートに。
かと思えば、私も大好きなピアソラのリベル・タンゴを激しく情熱的に。
レパートリーが広くて尊敬です。

その後、前回に続いて私も1曲、というか、2曲。
ついこの間、発表会で弾いたシューマンをまた弾かせていただきました。
おかげさまで度胸がついたのか、だいぶ楽しんで弾けるようになってきたかなぁなんて。

3rd.ステージはお客様持参の楽譜で、映画007から「ロシアより愛をこめて」を“アヴェンヌより愛を込めて”(笑)
最後には素敵なコラボレーション(?)でお客様が美声を聴かせてくださいました。
そしてなんと、曲のラスト、盛り上がった絶妙のタイミングで歌いながら手を振って颯爽と退出!
あんなにかっこよく帰っていかれるお客様は初めてでした(笑)
こんなお茶目な一面があるなんて・・・粋ですねぇ。

今日もとっても暖かくて楽しい夜でした。
次回の宮川さんの登場は5月9日。
そしてスタッフはまたも私こころの予定。
皆様、ぜひアヴェンヌへ(笑)

2008年03月25日

Classic in Jazz 華麗なる即興の世界

blogには初登場!
スタッフのこころです♪
桜も少しずつほころびはじめ、新しい1年の始まりに心が躍る季節になってきましたね。
花粉症の私には若干つらいところではありますが、春を迎えて冬眠していたblogさんにも目を覚ましてもらおうということで、今回は私がライブレポートをお届けしたいと思います♪

アヴェンヌではもうすっかりおなじみのジャス・ピアニスト宮川真由美さん。
いつもお客様のリクエストにさらっと応じて、さらにその日の気分で次々にアレンジして演奏してくださいます。
宮川さんの演奏はいつ聴いても新鮮で、まるで何が飛び出してくるかわからないびっくり箱のよう!

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今回も「コレ弾いて!」と楽譜を持参されたお客様から、「“春”をテーマに」というリクエストをするお客様、「ガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルー!」なんていう難易度の高い曲をリクエストするお客様まで、色とりどりのリクエストが飛び交ったアヴェンヌの夜。
お客様もスタッフの私たちも大満足でした。

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そしてこの日はお客様のリクエストに応え、美香さんも1曲演奏してくださいました。
美香さんの優しい音色にうっとり。
今日のお客様はラッキーでしたね♪

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さらに、いつも歌声サロンで美声を聴かせてくださるお客様が「帰れソレントへ」を熱唱してくださいました。
思わず聴き惚れて、写真を撮るのを忘れてしまいました・・・
4月18日に本番があるとのこと、大成功間違いなしだと思います!

なんと私も、お客様と宮川さんのご好意で弾かせていただくことに。
ベーゼンドルファーは何度弾いてもコントロールが難しくて・・・
でも、お客様に暖かい拍手をいただけて、とっても幸せでした☆

ステージのラストには、シンガーのお客様がオリジナルの曲を披露してくださいました。
またも聴き入って、写真を撮るのを忘れた私。
これは美香さんが撮っておいてくれました。
よかったよかった。
今度は撮り逃さないよう、きちんとカメラを握り締めておきます(笑)

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ピアノも歌も、たくさんの音楽で溢れた今夜のアヴェンヌ。
宮川さんの気さくな人柄を表すような楽しいステージでした。
次回の宮川さんのライブは4月3日です。
今度はどんな演奏が飛び出すか、今からとっても楽しみ☆
みなさん、ぜひリクエストを用意してアヴェンヌへいらしてくださいね!

というわけで、今宵のライブレポートはこころがお届けいたしました♪

2007年11月01日

10月のアヴェンヌ ダイジェスト!!

10月1日より三連夜スペシャル
「なにわの叙情鍵盤楽士 ピアノマン参上!」

クラシックからシャンソン、ジャズ、歌謡曲、演歌(!?)…
どんなジャンルもこなすピアノマン橋本尚氏。
ピカイチのラフマニノフにココロ打たれました!!
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大阪音大大学院生で結成されている“ルイジュ”のメンバー、植田加奈子さん、木村眞理子さん、辻村ゆずさんによるサプライズ・ステージ!! 
爽やかでステキな演奏にお客様も「ブラヴィー!!」と大拍手!!
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ラストはお客様と一緒に大合唱して賑やかな夜となりました。


10月4日 スペシャルライブ
「未知なる光と影」

アヴェンヌでは2度目の共演、ハンガリーのヴァイオリニスト、エルノ・ローザ氏と、ギタリスト増井一友氏。
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魂のヴァイオリンを温かく包み込むギターの音色!
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サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」「アンダルシアのロマンス」、モンティ「チャルダッシュ」…
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二つの素晴らしい感性が溶け合い、色彩豊かな音の情景が描かれました。


10月5日 ピアノ・ソロの夕べ
「アヴェンヌの夜」

とても艶やかな音色、姿勢の美しさが印象的なピアニスト大矢牧子さん。
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リスト「ためいき」、シューマン(リスト編曲)「献呈」、リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編曲)「熊蜂の飛行」など、お話を交えて名曲を奏でられました。
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10月10日 二人の歌姫&ピアノマン アヴェンヌ・シリーズ
「幸せな夢の贈りもの」

アヴェンヌのスタッフとしてもお馴染み、ソプラノ歌手の斉藤智美、洲﨑亜矢、そしてピアノマン橋本尚によるワクワクステージ!!
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今宵はモーツァルト『フィガロの結婚』より「けんかの二重唱」と「手紙の二重唱」を披露!!
二人の熱演にお客様も「得した感じ(*^^*)v」
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10月15日 チェロの音色のにつつまれて
「亜麻色の調べ」

チェリスト崎元蘭奈さんが久々にアヴェンヌに登場!!
音楽的にも人間的にもひとまわり大きく《進化》が感じられたステージに、心が踊り、思わずスマイル!!
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良く勉強されて解説も大変面白く、余り馴染みのない曲も興味を持って聴くことが出来ました。
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橋本尚氏のピアノも一段と冴える!!
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ヴィヴァルディ「チェロソナタ第5番」、シューマン、カサド、ヒンデミット…
見事な音のコラボレーションにお客様も「充実感いっぱい」でした。
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10月17日 魂のヴァイオリン
「未知なる光と影」

エルノ・ローザ氏のヴァイオリン、東みどりさんのピアノによるスパニッシュな世界!!
ジャズピアニストとして活躍中の東みどりさんがクラシック曲も披露してくださいました。
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また、サプライズ・ステージは「私たち、実はカップルなんです(客席爆笑)」の崎元蘭奈さんとのデュオで、息の合った見事な演奏を聴かせて下さいました!!
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ヴァイオリン・ソロではバッハ「シャコンヌ」もあり!芸術の濃い秋の夜長でした。


10月23日 とっておきのフルート名曲を
「甘美なる音の宝石箱」

爽やかな魅力あふれるお二人、フルーティスト山本浩子さんとピアニスト内藤亜樹子さんのデュオ!
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マスカーニ「間奏曲」、モーツァルト「アンダンテ」、C.P.Eバッハ「ハンブルガーソナタ」、ドップラー「ハンガリー田園幻想曲」…
しっかりと構成されたステージはお客さまのココロを温かく包み、皆さま名曲の数々をお楽しみになりました。
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ピアノの調べにのせて、お話される浩子さん。
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とびきりの笑顔で!!
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10月26日 ピアノ・ソロの夕べ
「スペイン 光と影」

いつも色々な音楽の魅力をステージで表現される名取裕子さん。
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アルベニス「セギディーリャ」「タンゴ」、グラナドス「アンダルーサ」…
今回はスペインをテーマにステージを繰り広げて下さいました。
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来月は「北欧神話の森と海」をお届けします!
どうぞお楽しみに…


10月30日 ピアノ・ソロの夕べ
「波と戯れる月の光」

アヴェンヌ初登場の若手ピアニスト野間口容理さん。
《サロン模様替え》の初日を華やかな赤いドレスで飾ってくださいました。
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ベートーヴェン「月光ソナタ」、リスト「波を渡るパウロの聖フランシス」、メンデルスゾーン「厳格なる変奏曲」…ステージへの意欲と、これからの成長が楽しみに感じられるプログラムでした。
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ステージ後に、松村英臣氏がシベリウス「樅の木」を演奏して下さいました!!
北欧の美しい情景が目に浮かび、思わずウルッ… 感動。
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初出演の記念にツーショット!
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10月31日 ピアノ・ソロの夕べ
「これぞ楽興のとき」

ピアニスト佐々木愛さんを迎えて、たっぷりと芸術の秋をお贈りしました。
シューベルト「ピアノソナタ第20番」全楽章!40分の大曲、完全バージョン!!
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深まる秋に乾杯!!
味覚の秋、食欲の秋に完敗…^^; 体重計に乗るのが怖い今日この頃です。


2007年10月04日

音と彩りの香り

9月28日 いつもと時の流れが違ったアヴェンヌの夜―
不思議な時間旅行へ。

リュート奏者の井上周子さん。
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バロックヴァイオリンを奏でる岡林鮎美さん。
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二人の織りなす幻想的な音の世界…
繊細で美しい音の結晶たち。
ノスタルジーとメランコリー、ゆれるゆれる心。
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遠い彼方へ想いを馳せる、そんな秋の夕べでした。

2007年09月28日

ピアノの音色に心癒される秋の夜長 第2章

9月26日 時をかけるMuse 天と大地の恵みより

優しい笑顔が印象的な佐々木愛さん。
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シューベルトは晩年の天に近いような音の世界を、
ショパンはピアノという楽器の魅力を最大限に感じることの出来る有名な作品を、
「シャコンヌ」は2人の作曲家の違い、ブゾーニ編ということで時代の違いを―
それぞれのステージにメッセージを込めて演奏してくださいました。
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1st シューベルト「ピアノソナタ20番」より第1・2楽章、2nd ショパン「別れの曲」 「幻想即興曲」 他、3rd ヘンデル 「シャコンヌ」 バッハ=ブゾーニ 「シャコンヌ」…
特にシャコンヌは愛さんの特別な想いとともに奏でられ、心に深く響きました。
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「α波が出た!!気分すっきり!!」
仕事帰りの紳士が満面笑みでサロンを後にされました。
クラシックに馴染みのある方も、余りお聴きになったことがない方も、ピアノと作品の魅力を充分に堪能されたようです*^^*)

ご来店になった同門の大長光晴子さん(9/11出演)と。
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9月27日 Image イメージ

ソロ、アンサンブル等、数々の演奏会に出演、関西を中心に活躍中の伊藤愛未さんを迎えての《長月ピアノソロの夕べ》最終日―

清楚でピュア!!太陽に向かって真っ直ぐに伸びる向日葵のような愛未さん。
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ドビュッシー「映像第1集」1.水の反映 2.ラモーを讃えて 3.運動  「夢想」
ショパン「革命エチュード」「幻想即興曲」「バラード第1番」「夜想曲第2番」
ラヴェル「道化師の朝の歌」―
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ピアノと素直に向き合って、ひたむきな想いが一音一音に込められる…
1.2cmの鍵盤の深さを確かめるように大事に大事に奏でられる…
ドビュッシーでは色彩豊かな音の絵を描き出す。
ベーゼンドルファーの美しいピアニッシモ「小鳥のさえずり」を見事に引き出され、聴き終わった後はα波いっぱい!!
また、温かいお客さまのお声をいただき、サロンは和やかな雰囲気に包まれました。


ステージ終了後、記念にパチリ!!
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「貴族のような気持ちになった。昔、貴族たちはこうして音楽を楽しんだのだと、本来の音楽の楽しみ方を実感出来た。」
サロンを創った想いがお客様に届いた…心に残る瞬間。


秋の夜長、グラス片手にクラシック生演奏を楽しみませんか。
きっと、いつもとちょっぴり違う素敵な夜となることでしょう!!
音楽と語らいに乾杯~♪


ムラマツリサイタルホールでのコンサートご案内。
伊藤愛未さんは10月17日、佐々木愛さんは11月14日に出演されます。
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2007年09月26日

未知なる光と影

9月19日 魂のヴァイオリンと情熱のギター

熱い熱い秋の夜長―
ヴァイオリニストのエルノ・ローザ氏、ギタリスト増井一友氏、
とっておきのデュオでお贈りしたスペシャル・ライブ!!
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「パガニーニの生まれ変わりかも?!」(増井氏談)
10度届く大きくしなやかな手で、華麗に難曲の数々を弾きこなすエルノ・ローザ氏。
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ピアノでの伴奏を、ギターで見事に奏でられた増井氏。
さすがッ!!スバラシイ…
いつもに増して、ギターの魅力をいっぱい伝えて下さいました。
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ギターにのせたモンティ「チャルダッシュ」は格別でした。
聴きなれた曲が異なる音の世界を描き、心に染みた…
特にゆったりとした初めの部分、テンポルバートでのヴァイオリンとギターの絶妙なかけあい。
哀愁と、内に秘めたる熱き血を感じ、胸がジ~ン…
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サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」「サパテアード」、パガニーニ「カンタービレ」「ソナタ」他、名曲の数々を堪能、《未知なる光と影》の夜は深まって行きました。
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2007年09月25日

優美なる弦の響きに包まれて

木曜2週に渡り、弦を奏でる素敵な女性アーティストをお迎えして、爽やかな芸術の秋をお届けいたしました。

9月13日 木洩れ日の調べ 心癒すヴィオラの音色

関西フィルハーモニー管弦楽団にて活躍中のヴィオラ奏者、多田素子さん。
ゴールドのマーメイド・ドレス…美しい人魚のよう!
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「ヴィオラの特色を活かした“癒しと歌心”をテーマに」とプログラミング―
シューベルト「セレナーデ」 グノー「アヴェマリア」 サン=サーンス「白鳥」 ラフマニノフ「ヴォカリーズ」他、しっとりと豊かな音色で聴かせて下さいました。
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9月20日 秋に贈る名曲の花束 珠玉のヴァイオリン名曲

イギリスで研鑽を積み、帰国後はソロ、室内楽など意欲的に演奏活動を展開する佐野智子さん。
「これぞヴァイオリン!!」という名曲シリーズで、贅沢な一夜となりました。
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クライスラー「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」
ドボルザーク「ユーモレスク」 シューベルト「アヴェマリア」
バッハ「G線上のアリア」 エルガー「愛の挨拶」 マスネ「タイスの瞑想曲」…
名器をダイナミックに奏でて、まだまだ開き切らない秋の扉を全開!!
ヨーロッパの風を送って下さいました。
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二人のMUSEを、確かな技術と豊かな音楽性、そして楽しいトーク(笑)でサポートする橋本尚氏。
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オーケストラを感じさせるピアノ伴奏にのって、スケールの大きいステージが繰り広げられました。
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2007年09月23日

ピアノの音色に心癒される秋の夜長 第1章

9月5日 星たちの奏鳴曲 降りそそぐ光のヴェール

しなやかな指の動きで繊細な音色を奏でて下さった山田亜矢子さん。
色彩を感じさせるドビュッシー「喜びの島」 「前奏曲」…
夜空の星のようにきらめいていました。
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9月11日 ショパンに魅せられて ピアノの詩人に寄せる宵

ショパンが大好き!!という大長光晴子さん、
オールショパンプログラムでピアノの魅力をたっぷり届けて下さいました。
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「バラード第1番」「ソナタ3番」「雨だれの前奏曲」 「革命のエチュード」
「英雄ポロネーズ」 「夜奏曲 第1番」 …
伸び伸びとした若さあふれる演奏に客席が活気に満ちる!
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大きな拍手に包まれてアンコール!!
師匠の松村英臣氏も「一度もレッスンで聴いたことがない…^^;)」という
「前奏曲24番」を披露!!
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度胸の良さと元気で明るい笑顔での演奏に、また皆さまワァ~ッと沸き、笑・笑・笑…
「クラシックでこんなに笑い楽しい雰囲気になるなんてナイですね!」とスタッフもビックリ!

メンデルスゾーン「舟歌」を演奏してくださった松村英臣氏。
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ほのぼのとしたアットホームな温かさいっぱいの夜でした。
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9月12日 初秋のセレナーデ 夏の残り香を感じて

笑顔がチャーミングな兼 実希さん、時代を追って名曲を奏でてくださいました。
バッハ「イタリア協奏曲」 モーツァルト 「ソナタK.331“トルコ行進曲付”」 
ショパン「バラード第1番」 ブラームス 「6つの小品 作品118」…
情緒豊かな音色、初々しさと可憐さを感じさせるライブは秋にピッタリ!!
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師である松村英臣氏とパチリ!!
さりげなく鍵盤の上に置く《手のポーズ》は松村氏が伝授(^^)v
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チャイコフスキー『四季』より「ひばりの歌」、カンツォーネの「カタリカタリ」を
華麗に演奏してくださった松村氏。
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9月18日 甘美なる音の宝石箱 とっておきのピアノ名曲を

爽やかな魅力いっぱいの内藤亜樹子さん、
モーツァルト「きらきら星変奏曲」 ショパン 「華麗なる大円舞曲」 ベートーヴェン 「ソナタ“テレーゼ”」 シューマン=リスト 「献呈」 など、「聴いてみたい!!」曲の数々を弾いてくださいました。
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濃やかな表現力でそれぞれの曲の魅力をお客様にプレゼント!!
次回は10月23日、フルーティスト山本浩子さんとの共演で素敵なステージをお届けします。


2007年09月10日

幸せな夢の贈りもの

アヴェンヌ・シリーズ~歌姫とのコラボレーション~

昨夜、オペラ舞台で合唱にて出演した洲崎亜矢(若手の亜矢ちゃん奮闘!!いろいろと勉強になって良かったネッ*^^*)、持ち前の明るい笑顔でステージに立つ。

今宵は12回目の結婚記念日をお迎えになった素敵なご夫婦がご来店になりました。
シューマンが結婚式の前夜クララに贈った「献呈」など、愛あふれる音楽でお二人をお祝い!!
12年という年月が築く落ち着いた深い絆と、「えッ!?12年になられるのですか??」と驚くほど新鮮で初々しい恋人同士のようなご夫婦に、スタッフ一同感動いたしました。

…ということで、愛をテーマにお届けしたステージ!!
プッチーニ「私のお父さん」、ドナウディ「ああ愛する人の」「限りなく優雅な絵姿」他、橋本尚氏の美しいピアノにのって、心をこめて歌い上げました。
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ピアニスト橋本尚氏は、ショパン「ノクターン」、シューベルト「即興曲」「楽興の時」、ラフマニノフ「前奏曲」を情緒たっぷりに奏でて、その繊細で艶のある音色にお客様もウットリ…
そして、アンコールに応え「英雄ポロネーズ」を熱演!!
「ブラヴォーッ!!」と拍手喝采で客席も大いに盛り上がりました。
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幸せな夢の贈りものが皆さまに届きますように…
亜矢&尚のハートフルなアヴェンヌ・シリーズでした♪
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2007年09月06日

秋の夜長にギターの調べ

ボロロンッ… ギターの音色を擬音語で表すのはムズカシイ…。^^;)ゞ
本当に何て心に染み入る音色なのでしょう…
秋のエントランスにたたずむ、とっておきの時間。
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いつも素敵な増井一友さんのギター、今宵はソロでロマンティックな調べを聴かせて下さいました。
サグレラス「はちすずめ」、タルレガ「アルハンブラの思い出」、バッハ「プレリュード」「シャコンヌ」他、ギターの魅力いっぱいの名曲をセレクト!皆さま聴き入っていらっしゃいました。
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《ワイン通の紳士》お客様が「後で増井さんに」とオーダーされたシャトーヴィニュロー。
ワイン愛好家の方々の間で評判の赤ワイン!
ステージ後はもう1本、ブルゴーニュの美味なワインで乾杯!!
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アヴェンヌ一押しの手作りビーフシチューに赤ワイン、ブルーチーズの蜂蜜がけ…
美しいギターの音色と食が織りなす、まさに芸術、味覚の秋の夜長でした。

19日はハンガリーのヴァイオリニスト、エルノ・ローザ氏とのデュオで、素晴らしい演奏を繰り広げて下さいます!
スペシャルライブ「未知なる光と影」にご期待ください!!

2007年08月30日

生きた鼓動をもたらす音魂

天からMuse(音楽の神)が降りてきた…
何の雑念もなく躊躇もなく、どこまでもピュアで透明感のある音色―

青井彰さんのピアノを聴くと、いつも心が温まります。
心の余計なものがスゥ~ッと取れて、心が軽やかになります。

ショパンの夜想曲が続けて奏でられる…
「こんなに美しく奏でてくれてありがとう」―ピアノの声が聞こえるよう!
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ステージが終わって、ワインで乾杯!
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お仕事でライブに間に合われなかった方へ…
再びピアノを奏でられた青井彰さん。
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秋には西宮と横浜でリサイタルを開催されます。
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素敵な演奏に今宵はワインがより美味しかったです!
幸せに満たされたハートフルな夜でした。

2007年08月23日

進化する新進アーティスト

8月8日 秘めたる花の哀愁と情熱―
ロシアに渡り研鑽を積み、このたびモスクワ音楽院に合格。
今秋より更に三年間の留学が決まったピアニスト森上芙美子さん。
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「最初のステージはバッハ、神聖なイメージを創りたいのです。」
自ら演出を考え、キャンドルの灯りの中で演奏がはじまる…
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ピアノの詩人ショパンの作品を中心にお届けするロマンティックな夕べ。
ショパン「エチュード作品10」より第5番“黒鍵” 第6番
「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」 
バッハ「パルティータ第1番」 ドビュッシー「喜びの島」他

芙美子さん手作りのプログラム。直筆サイン入り!!
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真心のこもったステージ…
音と炎、二つの優しいゆらぎに包まれた夜でした。
次回は8月29日に出演!!
ロシアへ旅立つ前の芙美子さんの演奏を是非お聴きください。


8月20日 美しきサロンの響きに抱かれて―
ヨーロッパ各地で演奏活動を展開、留学先ドイツより帰国。
デビューリサイタルを今秋にひかえた新進ピアニスト、久納卓さん。
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繊細かつダイナミックな演奏でお客様を魅了!
春に聴いた時よりも音に深みが増し、響きがまろやかでコクがある…
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「ユル・ブリンナーみたい!!」(古いッ!!とツッコミが入る)
「余計なものを削ぎ落として、音楽に打ち込みたい。」
綺麗に丸めた頭をなでながら語った卓さん。
音楽と真摯に向き合い、魂をこめて作品に息吹を与える…

帰国記念公演のご案内
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ショパン「3つのマズルカ 作品59」 ハイドン「幻想曲ハ長調Hob.XVⅡ-4」
シベリウス「樅の木」 リスト「詩的で宗教的な調べ」より“葬送曲” 
グリーグ「ホルベアの時代」より“プレリュード” スクリャービン「幻想曲」 
シューベルト「ピアノソナタ ト長調 作品78 D894」他

9月にはドイツへ渡り研鑽を積み、リサイタルに備える!

芯の強さ、音楽に対するひたむきな想い、内に秘めたる情熱―
進化が楽しみな二人の新進アーティストの共通項です!!

2007年03月10日

ピアノとヴァイオリンの舞踏会

今週水曜日、ピアニスト森上芙美子さんのライブ開催!
週末にはロシアに発つ芙美子さん、訪れたお客様お一人お一人とゆっくり語り合われていました。
ショパン「エチュード作品10」全曲演奏!
その《進化》に「パワーアップしたなぁ~!」と以前からお越しのお客様も感激!皆さま、次の再会を楽しみにされていました。
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金曜日はヴァイオリニスト後藤はる香さんとピアニスト名取裕子さんのデュオ。
小柄ながらダイナミックな演奏で人々の心を魅了する若手ヴァイオリニスト、後藤はる香さん。

製作者不明、150年ほど前にイタリアで作られ、海を渡り日本にやってきた名器。
豊かな色彩を持つヴァイオリンの特性を引き出す後藤はる香さん、深みと艶があり心惹かれる音色で奏でられます。
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ワクワクするような個性あふれる演奏!!
数々の舞台を踏んでいる名取裕子さんの伴奏にのって、マスネ「タイスの瞑想曲」やモンティ「チャルダッシュ」、バルトーク「6つのルーマニア民族舞曲」など名曲を聴かせてくださいました。
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2007年03月06日

情熱の風と夕暮れ

スペインの街角、歴史を物語る淡い濃淡のある白い壁が連なる。
夕陽が建物に反射して幻想的な影絵を描き出し、
夕暮れの赤い陽は情熱の風につつまれる…

そんなロマンティックな光景が目に浮かび、胸がときめいた
ギタリスト増井一友さんとピアニスト恒川裕子さんをお迎えしてのスペシャルライブ!!
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「アランフェス協奏曲」「アルハンブラの思い出」など、ギターの神髄を窮めた演奏に皆さまも聴き入っていらっしゃいました。
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語りかけるように優しく情緒ある弦の響き…
ちょっぴり物悲しさも感じるギターの音色にココロ癒される格別な夜でした。
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2007年03月02日

クライスラーの魅力

ハンガリーのヴァイオリニスト、エルノ・ローザさん、そしてピアニスト林典子さん、
素晴らしい二人のアーティストがヴァイオリンの魅力をいっぱい届けてくださった今宵!!
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「思わず惹き込まれる…」
魂が伝わってくるようなヴァイオリンの音色に、皆さま聴き入っていらっしゃいました。
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「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」「アンダルーサ」「スペイン舞曲」etc.etc.
クライスラーの作品を中心にヴァイオリン名曲が次々奏でられる…

『聴きたい曲ベスト10』を一挙に聴くことのできた贅沢な夜でした!!

2007年03月01日

ときめくジャズのお洒落ナイト

今週は4人の素敵な女性ジャズ・アーティストをお迎えしました。
火曜はトランペット奏者の藤井美智さんとピアニスト中村葉子さん、
木曜はヴォーカリスト正木麻衣子さんとピアニスト多田恵美子さん。

いつもお客様に言葉を投げかけながら、リクエスト曲中心にライブを進められる美智さんと葉子さん♪
この日もジャズや映画音楽、クラシックをジャズにアレンジしたものなど、多彩なサウンドで奏でてくださいました。
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そして、アヴェンヌ初出演の正木麻衣子さん!
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オーケストラのような多田恵美子さんのピアノ伴奏にのって、しっとりとした艶やかな歌声を聴かせてくださいました。
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カランッ…
ロックアイスがグラスの中で踊る…
そんな粋な響きが似合うお洒落な夜でした。

2007年02月28日

同じ詩に恋をした作曲家たち

美しい歌姫の華麗なるステージ第2章―
聖母のような優しいまなざしと豊かな歌声…

今宵はメゾソプラノ歌手、西村薫さんの『ドイツ歌曲コンサート』開催!!
二人の作曲家が同じ詩にメロディーをつけた、
そんな興味深い作品にスポットがあてられました。
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シューベルト、ブラームス「野ばら」
シューベルト、チャイコフスキー『ミニヨンの歌』あこがれを知る人だけが
ベートーヴェン、ヴォルフ『ミニヨンの歌』あの国をご存じですか
シューベルト、R.シュトラウス「ばらのリボン」
モーツァルト、C.シューマン「すみれ」-
特徴や違いを比較しながら、それぞれの魅力を語りと歌で披露してくださいました。
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ピアノは期待の新進ピアニスト長澤圭介さん!
西村薫さんが可憐な花なら、長澤圭介さんは花を優しく包み活かす春風…!!
歌い手の間をしっかりとつかみ、難しいリートの伴奏を素敵に奏でられました。
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春の扉が華やかに開かれた2月最後の夜、花が舞うドレスも音楽にのって美しく揺れていました。

2007年02月24日

ベーゼンドルファーを奏でる3人の素敵なピアニスト

林 典子さん、橋本 尚さん、森上芙美子さん。
それぞれの個性豊かな演奏が繰り広げられた今週のアヴェンヌ!

火曜日は林 典子さん、ドイツで研鑽を積み、ベルリンフィルの首席コントラバス奏者とのデュオで国際コンクール優勝の実績を持つピアニスト。
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典子さんの音色は艶やかで丸みがあります。
しっとりと深みのある『ベルベット』…
調和のとれた美しいハーモニーにいつも心が癒されます。
ドビュッシー、シューマンの「アラベスク」や、ショパンやフォーレの名曲を奏でてくださいました。
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木曜日は橋本 尚さん、クラシックはもちろん、シャンソン、ポピュラー、ジャズ、ポップス、歌謡曲、演歌まで何でも見事に演奏される、驚くべし《ジュークボックス》のような方です…!!
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「ラフマニノフ弾いてくださ~い♪」「次はショパン!!」「ほら!アニメの有名な…」「良く流行っていた歌で…」という皆さまのあらゆるリクエストにドンドンとお応えになります。
伴奏も職人技で、オーケストラからビッグバンド風まで、ムードたっぷりに奏でるマルチなピアニスト!
クラシックではラフマニノフが絶品!!
フワッと鍵盤に優しくのせた手から、いろいろな音が紡ぎだされ、音がピアノの上を美しく舞っているよう…
『オーガンジー』のような柔らかい響きで名曲を聴かせてくださいました。


そして、金曜日は森上芙美子さん。
アヴェンヌのオープン時からレギュラー出演、1年前にモスクワ音楽院に留学、ちょうど1年経ったこの日にリサイタルを開催しました。
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春の野に咲く可憐な花…そんな印象の芙美子さん。
ピアノを弾き始めると、内に秘めた色々な想いが伝わってきます。
夏のような情熱や、冬のような厳しさ、秋のような憂い…
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「ロシアでの日々は半端ではないです。」
あどけない表情で語ったその瞳はキラキラと輝き、ひとまわり大きく逞しく《進化》されたことを感じました。
ハイドンとモーツァルトのソナタ、そしてショパン「エチュード作品10」全曲を演奏、『シルク』のような光沢や透明感、強さも併せもつ音色で奏でられました。
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弾き手によって音色が変わり、毎夜、新たな発見や感動があるアヴェンヌ!
決して飽きることのない、多彩な音を奏でることが出来るベーゼンドルファー…
ピアノの持つ魅力を引き出される素敵なピアニストの皆さまに、お客様の熱い拍手が送られました。

2007年02月21日

音楽でフルコース!

「ロッシーニ・ステーキを召し上がれ♪」
今宵、皆さまをステキなディナーにご招待!!
ワイン、2種類の前菜、メイン、デザート…
音楽を料理にたとえた《美味しいライブ》!!

シェフとソムリエをイメージ、白と黒の装いがキリリッと美しいフルーティスト平田朝子さんとピア二スト井ノ本香さん。
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“ワイン”はモーツァルト「ディヴェルティメント」、“2種類の前菜”では長調から短調に転調したり、テンポの緩急など、1つの曲に2つの要素が盛り込まれたものを選曲!
メインはショパン作曲「ロッシーニの主題による変奏曲」!!
美食家ロッシーニの楽しいエピソードや、ワインや料理のお話を交えながら、
クラシック名曲の数々が奏でられました。
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さて、『ビストロ・アヴェンヌ』のお味はいかがでしたでしょうか。
またのご来店を心よりお待ちしております…♪♪
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2007年02月13日

ヴァレンタインに寄せて

美しき歌姫の華麗なるステージ―
「ホォ~」…感動のためいき!!!
華麗に繰り広げられたオペラの世界…

素晴らしい歌声を聴かせてくださったソプラノ歌手、並木円さん。
オペラやコンサートなど関西を中心に活躍中、
今宵はオペラアリア、カンツォーネ中心の素敵なステージで魅せてくださいました。
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前半は、プッチーニのオペラ『つばめ』より「ドレッタの夢」、小さな恋の物語、
イタリアの朝と夜を歌ったトスティ「セレナータ」、レオンカヴァッロ「マッティナータ」、
そして、オーケストラの多彩な音色を表現される林典子さんのピアノソロでマスカーニ「間奏曲」、
それに続き、同じくマスカーニ「月」、前半ラストはヴェルディ「ストルネッロ」、オペラ『椿姫』より「ああ、そは彼の人か」を披露!
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後半も日本歌曲やサティなどのロマンティックな作品、「オー・ソレ・ミオ」や「アメイジング・グレイス」の他に、ビゼーのオペラ『カルメン』より「ハバネラ」、プッチーニ『トスカ』より「歌に生き、愛に生き」、エンディングは『喋々夫人』より「ある晴れた日に」を艶のある声で見事に歌い上げられた並木円さん!!
オペラの名作を一夜にしてこんなにたくさん聴くことが出来るなんて、何て幸せなのでしょう!!
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可憐な女性から魅惑的な女性まであらゆる女性を演じられ、色々な形のそれぞれの素敵な《愛》を表現してくださった今宵…
ヴァレンタイン前夜に贈られた、とびきりの《音楽のプレゼント》にお客様も大感激!!
《愛》にあふれたオペラ座『アヴェンヌ』の夜でした。

2007年02月08日

HOPE,HEART,HAPPY!!

「夢をあきらめないで」…
熱い想いがいっぱい伝わったライブ!!

光る雪のような真っ白の衣装に身を包んだヴォーカリスト門馬綾子さん、
ばっちりコーディネートされ、白いジャケットで登場のピアニスト多田恵美子さん!
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お二人のパワフルなステージが繰り広げられました。
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とびきりのジャズナンバーにお客様も手拍子して盛り上がる。
曲のエンディングでは待ちきれないように感激と興奮の拍手喝采!!
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リクエストにお応えして「サマータイム」をしっとりと歌われる…
今まで聴いたことのないような「サマータイム」… 胸にジ~ンと来た…
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「ねんねんころりよ」英語版、コンテンポラリー・ジャズ・バージョンで熱唱!!
スウィングしている子守唄にお客様も熱が入る。アンコールが続く…
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夢をあきらめず、歌に賭けた門馬綾子さんの歌声を聴き、勇気と力が湧きました!!


2007年02月07日

JAZZスタンダード講座Ⅱ

ジャズの楽しいお話と、素敵なピアノ演奏で織りなす
「葉子のとっておき♪ジャズスタンダード講座」パート2!!
今回はリチャード・ロジャースの特集です。

スーツ姿の紳士が多かった今宵、「王様と私」をはじめとする名曲の数々に聴き入っていらっしゃいました。
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葉子さんのピアノはとても繊細!
大事に大事に鍵盤に触れ、そのタッチで約《1.2cm》の世界を自由にコントロールされます。

色彩豊かな美しい音が心に染み、とても癒されます…
(お仕事帰りのスーツ姿の紳士が多い理由のひとつ??)
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しっとりと落ち着いたムーディーな夜でした。


2007年02月06日

OFF☆TIME

花・華・春…!!
爽やかなデュオのステージに早春の香りがいっぱいに広がりました。
ヴァイオリニスト山上明子さんとピアニスト萩原としさんのライブ!!
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ピンクと水色…
二人にピッタリのパステルカラーのドレスが、風に吹かれて舞う花のようで美しい。
音符の妖精たちがヴァイオリンとピアノの音色にのって踊りだす…

いつも笑顔の二人がお贈りする「OFF☆TIME」と名づけたライブは、いつも何かホッとして自分のスイッチをOFFに出来ます。
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モンティ「チャルダッシュ」、ドボルジャーク「ユーモレスク」、ベートーヴェン「悲愴」などクラシック名曲、そして映画音楽やJAZZYなものまで、工夫した素敵なアレンジで奏でられました。
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幸せ度120パーセントの今宵のステージでした♪
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2007年02月02日

星を継ぐもの

「星を継ぐもの」… 何となく文学的でファンタジー!!
そうなのです!名取裕子さんは「天文学」に興味をお持ちで、今回のライブタイトルはお気に入りの本のタイトル!!
構想、構成力が素晴らしく、裕子さんのステージはいつもドラマティックに音楽を伝えてくれます。
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満月の今宵、ドビュッシー「月の光」、ベートーヴェン「ソナタ月光」を美しく奏でてくださいました。
お客様から贈られた花に寄せて、リスト「愛の夢」やショパン「小犬のワルツ」など名曲も数々披露!
一音一音ていねいに奏でる裕子さん、その心のこもった演奏に熱い拍手が送られました。
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夜空に想いを馳せて、夢見る乙女気分でステキな眠りにつきました…

2007年02月01日

冬の小さなぬくもり

今宵は、サクスフォン奏者の野島玲菜さんとピアニスト泉里佳さんのフレッシュ・デュオ出演!!
今、積極的に演奏活動を展開している新進アーティストの二人です。

オープニングはミヨー「スカラムーシュ」でスタート!
若手らしく勢いを感じる演奏で幕を開けました。
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とても明るく素敵な笑顔で話してくれた玲菜さん!
とびきりのスマイルにお客様も終始和やかな雰囲気でした。
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クラシックからタンゴまでレパートリーは幅広く、作曲家でもある里佳さんのオリジナル曲も披露!!
里佳さんのメリハリのある音色とリズム感の良いピアノ、玲菜さんの感性溢れるサックス…
ずっと一緒に演奏してきたとあって息もピッタリ、楽しいステージが繰り広げられました。
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アンコールの「アメージンググレイス」が終わった直後、サックス・ソロで「ハッピー・バースデー」が!!
実は今日、ピアニストの泉里佳さんが22歳の誕生日を迎えられました。
そのお祝いに玲菜さんがケーキと演奏をプレゼント♪♪
心あたたまるサプライズな贈り物に里佳さんも感激!お客様の温かい拍手に包まれ、22本(なかったですが…)のロウソクを元気に吹き消しました。
「皆で食べてくださいね!」と、お二人がお客様一人一人にケーキをサービス!!
心のこもったおもてなしに、ハートがポカポカと温もったハッピーな夜でした。
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2007年01月31日

新しい風 サプライズ!!

「新しい風」と題して、フルート奏者の平田朝子さんとピアニストの井ノ本香さんが贈るハッピー・ライブ!!
バッハやモーツァルト、ボサノバ調やスペイン風にアレンジしたクラシックなど、クラシックの新たな魅力満載のステージでした。
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また、豪華な顔ぶれでサプライズ!
ピアニスト、トランペット奏者、ギタリスト、フルーティスト…
今宵のアヴェンヌは、素敵なアーティストの方々のご来店で盛り上がりました。

オーケストラに所属されているフルーティストの方と平田朝子さんのデュオ!!
語り合うような楽しい演奏に客席も「ブラヴォー!」
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アヴェンヌ出演のピアニスト橋本尚さんのソロでラフマニノフ「鐘」、
同じく出演中のトランペット奏者の藤井美智さんと、プロで活躍中のお客様を迎えて即席トリオ誕生!!
アドリブをきかせた見事な演奏が繰り広げられました。
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素晴らしい《音の世界》を堪能できた贅沢な夜でした!!
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2007年01月30日

低弦の調べ

低弦のあたたかい響きに心がホッ…

今夜のアーティストは、コントラバス奏者の渡戸由布子さんとピアニストの林典子さん。
東京芸大を卒業、在学中より既にオーケストラ、室内楽、録音など演奏家として活動されていた渡戸由布子さん。
現在は大阪シンフォニカ交響楽団のコントラバス副首席奏者として活躍中!!
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赤と青のドレスが音にのって華やかに舞うステージ!
チボール「主題と変奏」、グリーグ「ソナタ」、シューマン「アダージョとアレグロ」など、大きな弦楽器を巧みに奏で、色彩豊かな美しい音楽を聴かせてくださいました。
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お二人の明るくステキな笑顔と演奏に心身リフレッシュ…!
「さあ!明日も元気で頑張ろう!!」
エネルギーをいっぱい充電できた《とっておき》ライブでした。

2007年01月26日

華麗なるヴァイオリン

スタンディング・オベーション!アンコール!!
ヴァイオリニストのエルノ・ローザ氏とピアニスト林典子さんの熱きステージに、
皆さま感動の拍手を送られました。

ローザ氏のソロ、バッハ「フーガ」の見事な演奏で今宵のライブは幕を開けました。
林典子さんとの息もピッタリで、本場ヨーロッパの風をいっぱい感じたステージ!!
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ハンガリー人でドイツ国籍をもつエルノ・ローザ氏。
デトモルト、デュッセルドルフ、エッセンの音大に在籍し、CD録音やラジオ出演他、ドイツ国内外で様々なオーケストラと共演、現在は兵庫県立芸術文化センター管弦楽団メンバーとして活躍中!!
ピアノの鍵盤12度は軽く届く大きな手、しなやかな指を持つローザ氏は、超絶技巧を要する曲も難なく弾きこなす!! 本当に「難なく」見える素晴らしいテクニックです!!
その技術と類まれな音楽性で、クライスラー「愛の喜び」「美しきロスマリン」、グラナドス、ファリャ「スペインの踊り」、パガニーニ「カプリス」など名曲の数々を聴かせてくださいました。

また、お客様にヴァイオリン工房の方がいらっしゃって、その方が製作したヴァイオリンでベートーヴェン「ロンディーヌ」など何曲か披露。
生まれて4ヶ月の初々しい楽器の音色は大変美しく、ローザ氏も気に入ったようで「熟成」が楽しみ!!
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「直接、演奏家と話ができるなんて感激ですね!!」
サロンでのライブの魅力を熱く語ってくださったお客様、また、関西を中心に活躍されているオペラ歌手、ピアニストの方々もいらっしゃって、お客様同士も素敵な交流をされていました。
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ラストはラヴェル「ツィガーヌ」!アンコールにブラームス「ハンガリー舞曲第5番」!!
魂のこもった熱演に拍手が鳴り止まなかった今宵のアヴェンヌでした。

2007年01月25日

お洒落な夜のカフェにて

素敵な紳士が美しい女性をエスコート…
今宵はそんなお客様にピッタリのロマンティックなライブでした。
トランペット奏者の藤井美智さん、ピアニスト中村葉子さんがするお送りするJAZZ NIGHT!!
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葉子さんの華麗で繊細なピアノに、美智さんの甘く優しいトランペットの音色が重なると、
アヴェンヌは一瞬にしてニューヨークにトリップ!
セントラルパークにあるレストラン“タバーン・オン・ザ・グリーン”を彷彿させるサウンドです。
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優れた技術と音楽性を兼ね備えた美智さんは、その場のキャパシティや雰囲気によって音質・音量など巧みに演奏を変化させる一流のアーティスト。
「トランペットって、こんなに柔らかい音がするの?」と、お客様が驚かれるほど耳に心地よい響きで奏でられます。
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お客様と楽しく交流しながらリクエストにも次々とお応えし、“お洒落なカフェ”の夜は更けていきました。

2007年01月24日

ギターとフルートの夕べ

ゴンドラに揺られながら、ヴェニスで聴いた幻想的な音。
石造りの高い建物が立ち並ぶ、静かな街角で奏でられたギターの音色は、どこからともなく聴こえてくるようなヴェールで包まれた響きで柔かく拡がる…

異国情緒が漂う今夜のアヴェンヌ!!
‘84「5th Avenue」のギタリストとしてメジャーデビュー、作曲や音楽TV番組などのアレンジなど、制作においても活躍中の大野正人さん、そして若手で注目の新進フルーティスト平田朝子さんのライブです。
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ジャズや南米の音楽に興味を抱き、ボサノバやジャズを中心に演奏活動を繰り広げ、同時にクラシック演奏にも力を入れられている大野正人さん。

軽快でお洒落なジャズ!
情熱的な陽の光や、キラキラ輝く海を感じさせるボサノバ!!
メンデルスゾーン「歌の翼に」、バッハ「プレリュード」!!!
クラシックからジャズまで、楽しいトークを交えて聴かせてくださいました。
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また、Jazzyなカッコイイお声で歌も披露!! モチロン、プロ歌手です。CDも出されています!!
(サロンにて随時試聴いただけます♪ ご希望の方はどうぞ!!)
お客様の熱い拍手に応え、アンコール!!
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ヨーロッパから南米まで、快適な《音楽旅行》を愉しむことのできた「ギターとフルートの夕べ」でした。

2007年01月23日

音楽ア・ラ・カルト!!

4つの手があるよう!!
いつも演奏を聴いていて思います…
ピアニスト橋本尚さんの音創り、バランスは巧みで、効果を考慮した繊細で感性豊かな演奏に惹き込まれていきます。
特にラフマニノフの作品を奏でるとき、その音色の美しさや多彩さに新たな発見や感動が生まれます。
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今夜は数多いレパートリーの中から、前奏曲「Op.23-4」ニ長調、「Op.32-12」嬰ト短調、そして、ショパンの作品を数曲演奏されました。
また、お客様のリクエストにお応えして、歌謡曲やポップス、シャンソンなど、ジャンルを越えた演奏力を持つ橋本尚さんならではのライブが繰り広げられました!!
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まさしく「音楽の玉手箱」!? のようで、いろいろな曲が《橋本ワールド》では聴くことが出来ます。
今宵もお客様が次回のリクエストをされて早々にご予約、楽しみにお帰りになりました!!

2007年01月18日

夢の向こうへ 第2章

ピアニスト名取裕子さんが心を込めてお贈りする「夢の向こうへ」…
リスト「愛の夢」、シューマン「夢」、ドビュッシー「夢」など、タイトルに「夢」のつく作品を《夢いっぱい!!》に奏でてくださいました。
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きらびやかなピアノの音色に、お客様も夢をキラキラと心に描きながらお聴きになっているようでした。
裕子さんの楽しく分かり易い解説は、曲の魅力をより一層引き立てます。
あたたかさ溢れるライブにお客様同士も会話を交わされ、アットホームで和やかな夜でした!!

2007年01月17日

JAZZスタンダード講座

ジャズのいろいろなエピソードを語り、スタンダードな曲を演奏!
ジャズに詳しい方にもビギナーさんにもお楽しみいただける「ジャズスタンダード講座」開講!!
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ニューヨークで研鑽を積んだピアニスト中村葉子さんがお送りするシリーズ第1回は
バカラック、ルグラン、ジョビンの3部構成でした。

今夜の葉子さん、白いスーツでバリッと決められて何となく「先生」風!!
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本を片手にお話になる姿が様になっている…
こんな素敵な先生ならムズカシイ授業も楽しくなることでしょう!!
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ジャズのいろいろな魅力が満載のライブでした!

2007年01月16日

OFF☆TIME

心と身体をOFFにして、ひと休み…
今夜は爽やかなデュオがお届けする《くつろぎライブ》です。
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ヴァイオリニスト山上明子さんの癖のない素直な美しい音色が心にスゥ~ッと溶け込み、
クラシックからジャズまで幅広いレパートリーを持つ、ピアニスト萩原としさんの奏でる豊かなハーモニーと相まって、心身を優しく癒してくれる…
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エルガー「愛の挨拶」、バッハ「G線上のアリア」、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」など名曲の数々が奏でられ、その心地よいサウンドにお客様も和やかなひとときをお過ごしになりました。

2007年01月15日

コントラバスとピアノの夕べ

アヴェンヌ初のコントラバス演奏!!
新春特別コンサートとして、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席コントラバス奏者の渡辺玲雄さんをお迎えしました。
ドイツ・ヴュルツブルグ国立音大大学院修了、コントラバスマイスターの称号を得た素晴らしいアーティスト。同じくヴュルツブルグ国立音大大学院を修了し、現ベルリンフィルの首席コントラバス奏者ナビル・シェハタ氏とのデュオで国際コンクールに優勝した、ピアニスト林 典子さんとの“とっておき”共演です!!

新日本フィルの拠点《すみだトリフォニーホール》が隅田川の近くということで、自己紹介も兼ねて滝廉太郎の「花」からスタート!(オープニング選曲の謎が解明!!)
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続いてシューマンの歌曲『女の愛と生涯』より初めの4曲を演奏。
「私が彼を見た時から」「彼、全ての中で一番立派な人」「私には分からない」「お前、私の指の指輪よ」…
出逢い、恋愛、結婚、出産、別れ…と女性の生涯を歌ったもの。
詩の内容を優しいお声で解説、あたたかく美しいコントラバスの音色が女性の心情を映し出し、シミジミと皆さま聴き入っていらっしゃいました。
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心に染み入るフォーレ「エレジー」、そして自らも素晴らしいコントラバス奏者であったボッテジーニの“見応え・聴き応え”充分の超絶技巧を要する「エレジー」「タランテラ」を披露!!
後半はミシェック「ソナタ」、そしてラストは昨年春に東京芸大を卒業されたコントラバス奏者、森武大和さんを迎え、2台のコントラバスのために書かれたボッテジーニ「パッショーネ・アモローザ」を演奏してくださいました。
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コントラバスの見事なハーモニー、オーケストラのような豊かなピアノの響き…
拍手は鳴り止まず、アンコールに「パッショーネ・アモローザ」ラストの曲を再演。
続く大きな拍手に応え「ダニーボーイ」を演奏!!
温かい低弦の響きに心が癒され、皆さま今夜は心地よい眠りにおつきになったことでしょう…!!
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2007年01月12日

夢の向こうへ 第1章

夢の向こうへ―
新しい年を迎えた皆様の夢が叶いますように…
ピアニスト名取裕子さんの心温まるメッセージがいっぱい詰まったライブでした。

お客様からの花束に、感謝の気持ちを込めるように一音一音丁寧に奏でられる裕子さん。
ショパン「ノクターン」「ワルツ」、リスト「愛の夢」、シューベルト「即興曲」…
身近で聴く珠玉の作品の数々に、お客様も感激されて大きな拍手を送られました。
今宵は作曲家の方もお越しになり即興でピアノを演奏、またシャンソンをお歌いになるお客様が裕子さんのピアノで歌を披露!というステキなサプライズがありました。
お客様と裕子さん、お客様同士の交流もあり、アットホームな《都会のオアシス》(お客様談♪)となりました。

2007年01月11日

マサミ☆トシのくつろぎ音楽三昧

色違いの華やかなドレスで新年を飾ってくださった、フルーティスト今井真美さんとピアニスト萩原としさん!!
明るく和やかなムードのステージに、お客様も思わず笑顔があふれます。
クラシックからポップスやジャズまで幅広いレパートリーを持ち、アドリブをきかせた演奏はドラマティックに展開!
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バッハ「シシリエンヌ」「バディネリ」、ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」「ゴリウォッグのケークウォーク」…
テンポの遅い曲と速い曲、しっとりとしたものとリズミカルなものを組み合わせたプログラムに、お客様も大変楽しくお聴きになっていました。
中には、指揮をしながら、歌いながら…という音楽愛好家の方々も♪
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ラスト・ソングの後には「アンコール!!」の大きなお声がかかり、フォーレ「シシリエンヌ」を演奏!
鳴り止まない拍手にとびきりの笑顔で応えた二人―
「マサミ☆トシのくつろぎ音楽三昧」の夜、寛ぎをいっぱい届けてくれました。
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2007年01月10日

サックス&ピアノ!スパイスにフルート!!

新年の第2夜は、昨夜に引き続きジャズの名手をお迎えしました。
サックス奏者の石田浩正さん、40年以上の歴史を誇る日本を代表するビッグバンド、アロージャズオーケストラのメンバー、ケーナ、フルート奏者としても活躍のベテランアーティスト!!
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テナーサックスにフルート、ケーナ、トライアングル、タンバリン、マラカス…
いろいろな楽器がステージに並び、ピアニスト在里佳余子さんの爽やかな挨拶でステージスタート!
情熱的なルンバや、波の音が聴こえるようなボサノバ、ジャズのスタンダードから映画音楽まで、新鮮なアレンジで奏でてくださいました。
アヴェンヌ・レギュラーのフルーティスト平田朝子さんも参加、トリオの素敵なハーモニーと、色々な楽器を持ち替えての石田氏の熱演に客席も大いに盛り上がりました。
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ケーナでの「コンドルは飛んでいく」には感動!!
気分はすっかり南米へ…
郷愁を誘うケーナのあたたかく素朴な音色。
懐かしむ瞳で聴き入るお客様もいらっしゃいました。
「花祭り」ではお客様も手拍子とコーラスで参加!!
アンコールにブルースを演奏、心も体もHOTに元気になる楽しいライブでした!!

2007年01月09日

『初・夢』コラボレーション!!

A HAPPY NEW YEAR!!
アヴェンヌでの新年の幕開け―
今宵は『初・夢』コラボレーションということで、スペシャルな初顔合わせが叶いました!!
サリナ・ジョーンズをはじめ国内外の著名なアーティストと数々共演、ニューヨーク・ブルーノートでも絶賛されたジャズピアニスト多田恵美子さん、バークリー音楽院で研鑽を積みジャズ界数々のグランプリを受賞、女性トランペット奏者の第一人者的存在である藤井美智さん。
美智さんのお父様は“日本ジャズ界の至宝”ピアニスト藤井貞泰氏、そして多田恵美子さんは藤井貞泰氏に師事という、素晴らしい感性と実力を兼ね備えたお二人の共演です。
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黒のパンツスーツでバシッと決めたお二人、カッコいい!!
トランペットの音色をピアノが温かく包み込む。
会話を楽しむかのように音と音がステキなキャッチボールをはじめ、ストレートやカーブ、あらゆる球が行き交い、活き活きとした音楽がドンドンと繰り広げられる…
バラードやボサノバ、アップテンポの曲など、ジャズの醍醐味を感じる演奏に皆さま聴き入り、熱い拍手喝采!! 
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美智さんの《トランペット講座》では、トランペットの構造や奏法、面白エピソードなどが楽しく語られました。皆さまも楽器に大変興味を持たれ、演奏を聴く愉しみが一層増したようでした。

また、ゲストで来られていたピアニスト橋本尚さんがお客様のリクエストにお応えして、ショパン「英雄ポロネーズ」を披露!!
ジャズとクラシックに心満たされるNEW YEAR LIVEとなりました。

2006年12月06日

Winter Songs~ロマンティックな冬の夜に寄せて~

クリスマスツリーが飾られ、赤や青や黄色のイルミネーションが華やかに街を彩る―
今宵は、そんな季節にピッタリの素敵なアーティストお二人をお迎えしました。

音大で本格的に声楽を学び、フランスの地で研鑽を積み、フランス歌曲からシャンソンまでジャンルを越えた独自のステージを展開するヴォーカリスト松澤須美さん。グラミー賞に二度ノミネートされた世界的ピアニストFred Hersch氏に師事し、ニューヨークにて腕を磨いたジャズピアニスト中村葉子さん。
関西を中心に活躍中のお二人のデュオコンサート!

黒の美しいドレスで大人の女性の歌をしっとりと歌い上げる須美さん、葉子さんの繊細で華麗なピアノとのコラボレーションが一つのドラマを創り上げていく。
切ない想いや、やるせない気持ち…いろいろな心情が伝わってくる。
シリアスで粋でカッコいい!
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須美さん「こんなタイプじゃないんだけどね~。でも、歌うときはそんな女性になって歌います!」
「結構、男らしい性格なんですよね~」と葉子さん。
軽快で楽しいトークにお客様も笑・笑・笑…
「ザ・クリスマスソング」、そして「枯葉」「シェルブールの雨傘」「セ・シ・ボン」などシャンソン名曲や映画音楽を熱唱。
印象的だったのが「ソー・イン・ラブ」―
マイクをはずし、須美さんならではの温かみのあるメゾソプラノの豊かな歌声を聴かせてくださいました。
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アンコールでは、お客様でお越しになっていたクラシックピアニスト藤渓優子さんの特別出演という嬉しいサプライズあり!ピアノデュオとヴォーカルで「ばら色の人生」を披露!!
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とっておきの贈り物にお客様もばら色の笑顔で帰途にお着きになりました。
とても気さくで楽しいお二人を囲んで、閉店(過ぎ?!)まで賑やかに盛り上がった今宵のアヴェンヌでした。

2006年12月05日

冬に舞うショパン

今宵、「ピアノの詩人」ショパンの珠玉の名曲が演奏された。
ピアノソロ・シリーズ第2章、ピアニスト林典子さんによる『冬に舞うショパン』―
「ワルツ遺作Op.69-1,Op.72-2」「エオリンアンハープ」「エチュードOp.10-6」「ノクターン遺作」「バラード1番」…美しい旋律がベルベットのような音色で奏でられる。
それも、今夜のドレスのような上質で深みのあるワインレッド!
豊かで艶があり、空気を包み込むような温かい音色なのである。
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林典子さんは現ベルリンフィルの首席コントラバス奏者ナビル・シェハタ氏の常任伴奏者として国際舞台で活躍、ローマ・ポルトガル・ミュンヘンの国際コンクールで優勝した実績を持つピアニスト。
ソリストからの信用は厚く、国内外の多くのアーティストとの共演、見事なアンサンブルで魅せる実力派。

良く聴きなれたショパンの作品が《典子・オブ・ザ・ワールド》では一味違った魅力を醸し出す…
「日本人は高い音に対して大変敏感に反応するので、海外アーティストの調律師も日本では高音のピッチを少し高めにします。」…など、音楽の楽しいお話やエピソードを交えてのライブに、お客様もフムフム…とうなずきながら聴いていらっしゃいました。
自然に耳と心に溶け込む演奏に、あっという間に3ステージが終わりを迎えました。
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リクエストに応えて「バラード1番」をもう一度披露!!
ライブが終わっても、お客様との和やかな交流が続く『冬に舞い続けるショパン』の夕べでした。


2006年12月01日

遠い足音

12月のピアノソロ・シリーズ―
まず第1章は関西を中心に活躍中のピアニスト名取裕子さん。
『スペインの光と影』『我が祖国』『ラグタイム!ショータイム!!』など幅広いレパートリーで色々な世界を繰り広げる。

今夜は『遠い足音』…なんとなくノスタルジー!
秋の扉を閉じて、冬への第一歩を踏み出す…そんな今宵にふさわしいタイトル。

「考えるのが大好き!」な裕子さん、毎回工夫を凝らしたネーミングと選曲で素敵なステージを展開されるので大変楽しみなのです。
デュオを組んだヴァイオリニスト後藤はる香さんのヴァイオリンを題材にした『クレモナのヴァイオリン物語』では、神秘的なそのルーツを辿る旅のストーリーに思わず惹き込まれた。
もう一度、観たい!聴きたい!!

鮮やかな色のドレスがライトに映え、
ショパン「ノクターン第2番」「別れのワルツ」が美しく奏でられた。
「子犬のワルツ」のMCでは、飼い猫chanの話題に客席が湧く。
自分のシッポを追いかけてクルクルまわる様子が目に浮かぶような演奏に大拍手!
ヴェルディ《アイーダ》「凱旋行進曲』では、ダンディな紳士が指揮者のように腕を振りながら楽しそうに聴いてらっしゃいました!!
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ラストはシューマンとクララ・シューマンの作品―
ノスタルジーに心あたたまる夜でした。

2006年09月01日

バリトンサックスで奏でる名曲

その豊かな音色でサロンはあたたかい空気につつまれた。
満席のお客様の拍手、アンコール、笑顔いっぱいでライブの幕は閉じた…

今夜は東京中心に活躍中のサックス奏者、栃尾克樹さんを迎えてのステージ!
大阪出身の栃尾氏「大阪弁で話せるからイイですね~!!」と和やかなトークからスタート!!
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シドニーオリンピックのシンクロナイズド・スイミング、デュエット日本代表が銀メダルを獲得したときの音楽でソロ演奏をされた素晴らしいアーティスト。栃尾克樹1.JPG

シューマン「アダージョとアレグロ」、サン=サーンス「白鳥」、モンティ「チャルダッシュ」、バッハ「G線上のアリア」などクラシック名曲の数々を演奏、ハーフタイムでは楽しいお話を交えてポピュラー曲も披露!
後半「皆さん!飲んで思いきり楽しんでくださいね~♪」との栃尾氏のお声に客席は一層盛り上がり、バリトンだけでなく、アルト、ソプラノサックスに持ち替えて素敵な演奏が繰り広げられました!!
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アンコールでは共演ピアニスト岡部桂永子さんの妹、サックス奏者の岡部祐加子さんを交えてトリオで美しいハーモニーが奏でられました。

栃尾克樹さんの温かいお人柄に触れ、やわらかく豊かなサックスの響きに心が満たされた心地よい幸せなひとときでした!