同じ詩に恋をした作曲家たち
美しい歌姫の華麗なるステージ第2章―
聖母のような優しいまなざしと豊かな歌声…
今宵はメゾソプラノ歌手、西村薫さんの『ドイツ歌曲コンサート』開催!!
二人の作曲家が同じ詩にメロディーをつけた、
そんな興味深い作品にスポットがあてられました。
シューベルト、ブラームス「野ばら」
シューベルト、チャイコフスキー『ミニヨンの歌』あこがれを知る人だけが
ベートーヴェン、ヴォルフ『ミニヨンの歌』あの国をご存じですか
シューベルト、R.シュトラウス「ばらのリボン」
モーツァルト、C.シューマン「すみれ」-
特徴や違いを比較しながら、それぞれの魅力を語りと歌で披露してくださいました。
ピアノは期待の新進ピアニスト長澤圭介さん!
西村薫さんが可憐な花なら、長澤圭介さんは花を優しく包み活かす春風…!!
歌い手の間をしっかりとつかみ、難しいリートの伴奏を素敵に奏でられました。
春の扉が華やかに開かれた2月最後の夜、花が舞うドレスも音楽にのって美しく揺れていました。