時代を彩った女性たちに思いめぐらせて
ロシアで研鑽を積むピアニスト森上芙美子さんが一時帰国。
半年振りに素敵な音色を披露してくださいました。
1stステージでは、ベートーヴェンのソナタ第8番悲愴、ショパンのノクターン第2番といった耳なじみのある名曲から、“時代を彩った女性たちに思いめぐらせて”シューマンの妻クララ・シューマンのロマンスなど、比較的耳にする機会の少ない曲まで、その美しい音色をたっぷり聴かせてくださいました。
2ndステージは、ロシアに渡る前から好んで弾いていたというショパン特集。
ショパンが本当にお好きなんだろうなということが伝わってくる演奏でした。
今月26日にも森上さんがライブをしてくださいます。
次回はショパンの練習曲Op.10を全曲披露してくださるそうです。
テクニックの点ではもちろんですが、表現の点でも難易度の高いショパンのエチュードをどのように演奏されるのか、ぜひみなさんの耳で確かめにきてください。
アヴェンヌが梅田でオープンした当初から演奏してくださっている森上さん。
その頃からアヴェンヌに来てくださっているお客様も、森上さんとの再会、成長した演奏を楽しんでいらっしゃいました。
どこか温かな雰囲気のするアヴェンヌの夜でした。
こころ♪