SPECIAL LIVE 日独 Sakura 競演!!~美しき春の祭典~
すっかblog担当になってきた感のある、スタッフこころです♪
自分のblogやmixiは気がついたら放置してしまっているのですが、果たしてライブレポートはいつまで続くのでしょうか(笑)
アヴェンヌで私を見かけたときは「blog見てるよ」って声かけてくださいね。
じゃないと、そのうちやらなくなりそうで(笑)
さて、今夜はアヴェンヌSPECIAL LIVE!
オープニング記念ライブにも登場してくださったギター奏者の増井一友さんが、今回はツィター奏者ヴィリ・フーバーさんと競演。
みなさん、“ツィター”という楽器、ご存知ですか?
アヴェンヌにとっても私にとっても初対面の楽器なんです。
ツィターは南ドイツ・オーストリア・スイスなどでよく使用されている民族楽器で、日本の琴のように弦をはじいて演奏する楽器です。
撥弦楽器という点では、ギターとの共通点もありますね。
今の形になったのは18世紀ごろと、まだ新しい楽器なんだそうです。
↑これが古典的なスタイルのツィター
↑こちらは新しく、かなり大きなサイズのツィター
ちなみにこの下の台も専用のものです。
「ツィターを背負ってコレ(台)を持ち歩いて、crazy artistが2人いるって有名になる!」とおっしゃるヴィリさん。
確かにびっくりして思わず振り返るかも(笑)
見た目も機能的にも、ギターとハープを足したような感じですね。
どんな音がするかというと、やっぱりblogでは伝わらないですよね(笑)
イメージとしては、昔ながらの小さな遊園地で流れてきそうな、メリーゴーランドでかかってそうな、愛らしくてかわいい音です。
演奏しているヴィリさんもとってもおちゃめで素敵な方でした。
まずはヴィリさんのソロ。
ギターのような部分でメロディを、ハープのような部分で和音を奏でています。
家庭で親しまれる民族楽器、1台でいろいろな音楽がきちんと演奏できるようになっているんですね。
MCを担当してくださったゲストの常石さやかさんとのデュオ。
ヴィリ・メルツの名で作曲・編曲も手がけているヴィリさんが、フルオーケストラの曲を2台ツィター版に編曲した曲を披露してくださいました。
ちなみに、“メルツ”というのはドイツ語で“3月”という意味なんだとか。
由来はヴィリさんが3月生まれだから。
先月だったらお誕生日祝いができたのに・・・
常石さんはツィター解説もしてくださいました。
みなさん初めて見る楽器に興味津々。
ツィターは映画「第三の男」に登場しているそうですが、私はその映画を知らない(汗)
でも、モルツのCMの音楽、あれがテーマ曲なんだそうですね。
ヴィリさん曰く、「モルツのCMはたぶんギターの音」とのこと。
今回はツィター・ソロ、ツィター&ギター、両方のヴァージョンを聴くことができました。
今日のライブ・タイトルにもなっている「さくら」を、ツィターとギター、それぞれのソロで聴き比べることもできました。
同じ撥弦楽器でも、やっぱり音が違うと雰囲気が変わります。
不思議ですよね。
3人でギター&2台ツィターのトリオ演奏も披露してくださいました。
とっても暖かくて、かわいらしくて、息のあった本当に楽しいステージでした。
ステージ終了後、美香さんのインタビューに答えるヴィリさん。
この後、神戸や東京で演奏を行ってからドイツに帰国されるそうです。
秋にまた来日されるようなので、その時はまた“日独 音楽の秋 競演!”を楽しみにしています。
その後、ヴィリさんのツィター講座が開かれました(笑)
気さくに丁寧に、演奏を交えながら教えてくださるヴィリさん。
日本語もお上手です。
お客様もツィターに挑戦。
なかなか難しいようでしたが、楽しそうに演奏されていました。
素敵な音楽を届けてくださった3名のアーティスト、美香さんと記念撮影をパシャリ!
本当に楽しかったです!
またお会いできるのを楽しみにしています♪