第5回
皆さんこんにちは、モリソン万年筆店長の谷川岳彦です。本業のmorisonfactoryの方が急に忙しくなり、気になって気になって仕方が無かったのですが、やっと更新できました。第5回モリソン万年筆図鑑です。遅くなって申し訳ありませんでした。ホームページの商品ももっと増やそうと思っているのですが、なかなかで、逆にお客様から掲載外の商品をお問合せいただくこともありました。反省です。
さて、気を取り直して・・・これから紅葉の季節ですね。皆さん、今年は紅葉狩りなどに行かれるご予定は有りますか?私の地元の奈良県は、山に囲まれていますので、右を見ても左を見てもけっこう紅葉は目に付きます。談山神社や世界遺産の大台ケ原はお勧めです。
今回の万年筆もなんとなく秋を感じるような気がします。蒔絵のような、塗りのような・・・柄のパターンは四角い金箔のようなものがメインになっています。クリップはペリカンのようなデザインで、小さく14Kと刻印されています。もちろん先は14金でMorisonのロゴとJISマークが入っています。
キャップをした状態で全長は125mm、φはキャップのリングのところで12㎜という一般的なサイズです。吸入式ですのでけっこう古いものです。昭和初期?戦前は間違いないと思います。キャップには前回と同様に圧抜きの穴があいています。リングにはなにも刻印されていないようです。
古いものは現代のものと少し趣が違い、蒔絵や塗りのパターンにも現代のような華やかさは無いのですが、しぶ~い季節感や生活感を感じてしまうのは私だけでしょうか?