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2007年01月09日

第7回

あけまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

店長の谷川岳彦です。新年早々、おたふく風邪に似た症状を発症してしまいました。予定通りにホームページのリニューアルが進んでおりません。ご迷惑をおかけしております。皆さんもお身体を大切になさってください。病気になると健康のありがたさを、身にしみて感じます。(お酒も飲めないし、遊びにも行けません。残念!)

モリソン万年筆図鑑に入る前に、いろいろとご報告があります。
モリソン万年筆プレゼント企画、新春特別企画としまして新たなアイテムをアップします。なんと、ペン先14金の万年筆をご用意しました。「こんなんプレゼントにしたら御先祖様に怒られないか心配やなあ・・・」と思いながら、感謝の気持ちを込めてプレゼントします。消耗品以外の商品をご注文のすべてのお客様対象です。期間は在庫無くなり次第、又は私の気分次第(2月頃)の日にちまでです。
また、新年早々、カランダッシュはじめ、デルタ、ビスコンティー、マーレーンなどのイタリアを中心とした、ヨーロッパのメーカーさんが一斉に値上げしております。私どもの力ではどうしようもなく、はたまた、大量に在庫出来るでもなく、メーカーさんに成り代わり、お詫び申し上げます。各社さん2007年ニューモデルアップしています。トップページ新着情報をチェックしてください!
新しいブランドも扱い始めます。中でも、カヴェコは初回お勧め、大出血サービス!トップページお勧め品のところをチェックしてください。(とりあえずは日本で一番安いかも・・・)

さて、お待たせしました、モリソン万年筆図鑑始まりです。
今回は、お正月・・お正月といえば縁起物・・ということで大判小判の万年筆です。深い飴色に漆加工されたボディーに小判と銭貨が描かれています。
アロータイプのクリップには、縦にMORISONの刻印がされています。なぜか、そのクリップの真下に絵がクリップに真っ二つに分断されるように配置されています。
まるで、銭貨の穴の部分にクリップが通り抜けているようにも思えます。昔の作成者のウイットでしょうか・・・
また、本体の軸部には小判が描かれています。金の線が薄くなってしまい、もったいない限りです。その本体は吸入式で尾部のレバーを引いてインクを吸入します。
現在でも吸入できました。

2007.01blog.jpg

ペン先には、MORISONの刻印はもちろんJISマーク、14金ペン先の証として14Kと刻印されています。ホールはハート型で、長くてソリッドな印象のペン先です。
なんだか、本体のおめでたい柄とは少しつり合わないようも思えますが、きっと当時の最先端、最高級のペン先を使用した為ではないかとも思います。
キャップには圧抜きの穴があけられており、リングや天冠などは金メッキされています。

大福帳を持ったタヌキさんが、お酒の付け払いを記帳するときに取り出して、ご機嫌に店主と会話しながら記しているイメージが沸いてきます。
そんなイメージをする私はどっぷり日本人?それとも、体調崩してお酒が飲めないので、飲みたいあまり、そんな妄想を抱いてるのでしょうか?誰か助けて・・・・・