モリソン18K万年筆 発掘!
いつもご来店賜り、誠にありがとうございます。今回は、倉庫から発掘してまいりました18K万年筆をご紹介いたします。持ってみると確かに重量感がありますね・・・軸部やキャップ部の表面が経年により変質しているようにも見えます。ペン先は18KとMorisonのロゴが入っています。よく見ると、クリップサイドや首軸と同軸の接合リングにも18kと刻印されています。と、言うことは、クリップも18kということでしょうか・・・。ひょっとすると、18Kの上に24Kのプレートが施されて、そのメッキ部が剥がれてきているのかとも考えられます。
重さは45g(Net)、Φ12×143㎜です。表面には網目模様と細かい縦線5本が交互に施されています。中太になっており、キャップを尾部に差して使用する形にすると、やたらとキャップが重くてバランスが悪いので、キャップは外した状態で筆記するものと思われます。
表面が古ぼけたような味わいが、またマニア心をくすぐる逸品です。書いてみたいのですが、貴重な資料なので止めておきます。今度、公開できることがございましたら、ご報告差し上げます。