今宵は素晴らしいピアニストがご来店!!
《ローランド芸術文化振興財団》が優れた音楽家育成のために開設した「マスタークラス」―
これからの日本の音楽シーンに求められる人材、日本の音楽文化の向上と発展に寄与する「音楽人」育成のため、音楽ノウハウの粋を結集した「教育機関」です。
昨年春から開講、ジャンルの垣根を越え、総合的音楽能力を備えた鍵盤プレイヤーを目指す「マスタークラス」の講師陣はジャズ、ポピュラー、クラシック界の錚錚たる方々!
演奏者の個性を引き出し、上質で内容の濃い指導が受けられる、“夢”と“価値”のあるクラスです。
今回のセミナーは「クラシックピアノ公開クリニック」
アヴェンヌを会場にレッスンが開催され、その講師として第12回ショパンコンクール第5位入賞のピアニスト高橋多佳子さんがお越しになったのです!
背がスラ~ッと高く、スマートでお美しく、瞳がキラキラされて笑顔が素敵!!
綺麗なお声で話し方もとても優しく、レッスンという緊張の場も明るく楽しい雰囲気に包まれました。
レッスンを受けられたのは高校生からプロ活動している方まで4名。
曲目はドビュッシー「喜びの島」、ショパン「バラード2番」「エチュードOp.25-5」、ラフマニノフ「鐘」でした。
サロンのベーゼンドルファーの横に、ローランドの電子グランドピアノを特設!!
高橋多佳子さんのレッスンは、作品の持つ「ストーリー」を探求していく素晴らしいものでした。
鮮明にそのシーンが頭に描かれ、音によってドラマティックに表現していく…
「波が押し寄せるように…」「やっと喜びの島に着いた~!という感じ!!」と、身振り手振りを交えて具体的に光景や感情をお話しになり、受講生の皆さまもドンドンと演奏が変わっていきました。
タッチのエネルギー、弾く姿勢、リズムや奏法、練習方法まで丁寧に指導され、聴講された皆さまも頷きながら大変熱心にお聴きになっていました。
レッスンの最後に、チャイコフスキー=プレトニョフの『くるみ割り人形』から「アンダンテ・マエストーソ」を演奏してくださって皆さま大感激!大拍手!!
世界を舞台に活躍されている高橋多佳子さんの演奏を間近で聴き、感動の夜となりました!