純銀製の万年筆
毎度、ご来店賜り、誠にありがとうございます。今回も、倉庫から発掘してまいりました純銀製万年筆をご紹介いたします。前回の18K万年筆と同時に出てきたのですが、ネタを暖めておりました。やはり、軸部やキャップ部の表面が経年により酸化しています。シルバーポリッシュで磨けば綺麗に元に戻ると思いますが、あえて現状のままご報告差し上げます。キャップを取った中身は状態もよく新品の感があります。ペン先は14KとMorisonのロゴが入っています。また、JISマークと462という数字が刻印されています。
重さは19g(Net)、キャップをした状態でΦ8×140㎜です。表面には波柄のようなダイヤカットが施されています。全体的にスリムな形で、キャップを尾部に差して使用するとしても使用感は良好です。
この度は、専用ケースと店頭用の三角表示が付いておりました。MORISON 純銀製万年筆 と書かれており、その下に9999という数字、これは銀純度を表現したものか?・・・928とかの表記なら分かるのですが。当時は¥20,000で店頭販売されていたようです。今では考えられない価格ですね。最後に#1980と表記があり、モデルナンバーであることは確認されています。書いてみたいのですが、こちらも貴重な資料なので止めておきます。今度、公開できることがございましたら、ご報告差し上げます。