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2008年08月04日

1周年感謝の集い~スタッフだけの宴

アヴェンヌが北新地に移転して1年。
1周年を記念し、スタッフだけのパーティーが開かれました。

いつもは指をくわえて、お腹の虫と闘いながら見ているだけのパーティー料理。
料理卓に並んだおいしそうな料理の数々にみんなもうきうきです。
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乾杯をして、一通り食べてお腹も落ち着いたところで、改めての自己紹介。
この数ヶ月でまた新しい仲間が増え、スタッフだけで現在11名。
実はこのパーティーで初めて会ったスタッフもいます。
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トリは美香さんのあいさつ。
アヴェンヌのオープンから3年、北新地に移って1年。
美香さんの脳裏にはいろいろな思い出がかけめぐっていたのだと思います。
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この組み合わせ、すごく好きなんです(笑)
親子ほど年の離れたアヴェンヌでは貴重な男性陣2名。
いつかこの2人の連弾を聴いてみたいですね。
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フードコーディネーターのかなさんは、“味”だけでなく“見た目”でも楽しませてくださいました。
このデザートが登場した時にはスタッフから「うわぁー」と歓声が上がり、撮影大会がスタート(笑)
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こちらは素敵なライトに変身。
捨ててしまうのがもったいないですよね。
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お酒もお料理も堪能し、酔っ払いが増えてきたところで、橋本先生の伴奏で生オケタイム開始!
トップバッターはマネージャーの英倚さん。
ベーゼンの伴奏はとっても気持ちがいい!
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「歌はちょっと・・・」と結局歌ってくれなかった最年少の有馬くん。
代わりにピアノの演奏を聴かせてくれました。
平成生まれとは思えぬ落ち着きっぷりは演奏にも表れていました(笑)
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美香さんのしっとりとした歌声にはうっとり。
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みんなでわいわい賑やかに盛り上がり、もはや聴いていない人もいらっしゃいましたが(笑)
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橋本先生のシャンソンと演歌弾き語り。
今月12日(火)はピアノマンの歌謡サロン。
先生の渋い歌声もきっと楽しんでいただけると思います。
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なっちゃんと沙季ちゃんのとってもキュートなパフィー。
智美ちゃんと椋子ちゃんの鳥肌が立つような“Can you celebrate?”
どちらもアヴェンヌならでは、この日ならではの貴重な生オケです。
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ほかにも、店長のお母さんと美香さんの親子デュエット。
舞ちゃんとかなさんのザ・ピーナッツ。
貴重な組み合わせの生オケで大盛り上がり!
ブレてしまって写真を押さえられなかったのが残念です・・・

亜矢さんの演歌もかっこよかった。
マイクがいらないんじゃないかと思うような迫力満点の歌声でした。
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これだけのスタッフが一同に会することもめったにないので、最後にみんなで記念撮影をしました。
クラリネットのゆみさんとコントラバスの後藤くんは、残念ながら都合がつかずに欠席です。

前列の6人、後列両サイドの2人が去年7月の移転オープンからの初期メンバーです。
年が明けてどんどん仲間が増え、アヴェンヌ・ファミリーはこんなに賑やかになりました。
それにしても、すんごい顔してる人がいてる(笑)
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後列左から:マネージャー英倚さん・Pf.奈央ちゃん・Vo.椋子ちゃん・Fl.舞ちゃん・Fl.なっちゃん・Pf.沙季ちゃん・Pf.有馬くん・フードコーディネーターかなさん
前列左から:Vo.亜矢さん・Pf.&音楽ディレクター橋本先生・オーナー美香さん・店長お母さん・Vo.智美ちゃん・Pf tuner(修行中)こころ

こちらは演奏班(前列右端はおまけ 笑)の正装ヴァージョン。
作業着で撮ったものもあるんですが、やっぱり場違い過ぎだったのでお蔵入りさせておきます。
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1周年記念のスタッフだけのパーティー。
いつの間にか増えていた愉快な仲間と本当に楽しい時間を過ごすことができました。
また、2周年3周年、5周年、10周年とこういう場で集まれるといいなぁ・・・
卒業試験を控えてピアノに専念する沙季ちゃん、10月からイタリアに留学する智美ちゃんとはしばらく会えなくなってしまいますが、レベルアップした2人がアヴェンヌに戻ってきてくれる日を楽しみに、その時私も負けないぐらい成長していられるように、一生懸命がんばろうと思います。

さて、スタッフだけのパーティー覗き見、いかがでしたか?
お客様とスタッフがより身近に、楽しく盛り上がれるような機会もあればいいなと思っています。
これからも個性あふれるスタッフ一同、皆様に素敵な音楽と時間、空間をお届けできるよう力を合わせてがんばっていきますので、応援よろしくお願いします!
皆様とまたアヴェンヌでお会いできるのを楽しみにしていますね☆

こころ♪

2008年07月25日

サロン・ドゥ・アヴェンヌ オペラシリーズⅠ 喜歌劇 こうもり

1周年の感謝を込めてお届けするスペシャル・イベント第2弾!
関西を中心に活躍する8名の声楽家が集結し、アヴェンヌを舞台にこうもりの復讐劇が幕を開けました。

ロザリンデ:奥村千晶  アデーレ:岡本寿美
オルロフスキー:植田加奈子  イーダ:中本椋子
アイゼンシュタイン:山本欽也  アルフレード/ブリント:西尾幸紘
ファルケ:中田浩隆  フランク:大川拓哉

オーケストラパートを担当するのは、アヴェンヌ音楽ディレクターの橋本尚氏。
オーナー美香さんのナレーションでお客様をオペラの世界へ。

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我がアヴェンヌ・スタッフから椋子ちゃんも参加。
先輩方に負けない、堂々とした演技と歌声を披露してくれました。
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フロア全てがステージ。
お客様の目の前を行ったり来たり、迫力満点の体感型オペラです。
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“乾杯の歌”では、お客様もグラスを掲げて乾杯!
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第2幕では劇中劇として、ガラコンサートが開催されました。
8名の個性あふれるソロの歌声がアヴェンヌに響き渡ります。
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「自分たちの歌を聴いていただいてばかりでは...」と、お客様と一緒に“夏の思い出”を合唱。
暑い夏はまだまだこれからが本番ですが、今夜のスペシャル・イベントも素敵な“夏の思い出”にしていただけたのではないでしょうか。
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こうもりの復讐劇も完成し、アヴェンヌ・オペラの夜は大盛況のうちに幕を閉じました。
実は私にとっても初めてのオペラ体験。
とてもわかりやすく、わくわく楽しい初めてのオペラでした。

こころ♪

2008年07月21日

源氏物語の世界~花惑い~

7月18日、1周年の感謝の夕べ特別公演を開催!!
いつもはクラシック音楽、西洋の芸術を中心にお届けしていますが、1年を記念して何か違ったものをお贈りしたいと、日本のクラシック《古典》を取り上げてみました。

今年は源氏物語千年紀。
お迎えしましたのは、女優の高野暢子さん。
「古典をわかりやすく」―
脚本家としても活躍、10年以上、源氏物語の研究に取り組まれ、歌、朗読、お芝居、舞いなどで数々の作品を創り上げてこられました。

行燈や着物、屏風、夕顔や能面の絵…
和の落ち着いたサロンに様変わり!
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美しく力強い舞い、いろいろな登場人物を演じ分ける迫真の舞台に、お客様も惹きこまれていらっしゃいました。
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トークショーでは、光源氏をめぐる人物相関図をご覧いただきながらの楽しい解説やエピソード、質問コーナーもあり、客席も大いに盛り上がりました。
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また、フードコーディネーター華菜さんによる、光源氏をめぐる女性たちとのエピソードをモチーフにしたオードブル!!
最初の正妻“葵の上”の婚礼での煌びやかな着物をイメージした<錦寿司>、源氏が“夕顔”に送った文をモチーフにした生ハムと大根のマリネロール<源氏の文>、「もう一度私に逢いたければ…」と“朧月夜”が源氏と交換した扇を、鶏ひき肉と松風焼きに仕立てた<月の扇>。
目で楽しみ、舌鼓を打つ、自慢の一皿です*^^*
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和の美しさを堪能できた宵―
千年の時を経てなお私たちの心を魅了する「源氏物語の世界」を満喫しました。
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2008年04月21日

プレイバック! アヴェンヌスプリングミュージックフェスタ

4月13日(日) 西潟佳世&PJBAC with 石川暢子 Jazz&Pops SPECIAL LIVE

アヴェンヌスプリングミュージックフェスタとして、日曜の夜に開催されたJazz&Pops SPECIAL LIVE!
普段はクラシック専門サロンとして皆様にクラシックの生演奏をお届けしているアヴェンヌに、ジャズとポップスの楽しいライブを繰り広げてくれるアーティストが登場しました。

Vo:西潟佳世 Pf:石川暢子
Gt:高田亮介 Bs:中村祐季 Dr:下野尻高明

まずはピアニスト石川さんのオリジナル・インスト・ナンバーでLIVE開幕。
この日のために結成したスペシャルバンドとは思えない、息のあった素晴らしい演奏を披露してくださいました。

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それぞれのソロもばっちりきまって、どんどん引き込まれていくお客様。

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アーティストの皆さんもお客様もすっかり暖まったところで、ヴォーカルの西潟さんがステージへ。
「まだまだジャズは初心者なんです」とおっしゃっていましたが、ジャズとポップスの名曲を時にはしっとり、時には熱を込めて歌い上げてくださいました。

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「クラシック専門のお店でやらせていただくということで、シックなドレスを選んできました」と1st.ステージは黒のエレガントなドレスで登場した西潟さん。
2nd.ステージでは一転、明るく大胆な赤のドレスにお色直し。

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西潟さんのMCも軽快に進み、楽しいライブはあっという間に過ぎていきました。

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普段のアヴェンヌとは少し違った、でもおしゃれで楽しいJazz&Popsのひと時でした。
またぜひ、アヴェンヌで素敵なライブを開催してください☆
楽しみにしています♪

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2007年08月17日

オープン記念スペシャルライブ

4人の素晴らしいアーティストをお迎えして、7月23日から4日間に渡り
オープン記念スペシャルライブを開催しました。


まず初日は、チャイコフスキー国際コンクール入賞、芸術祭優秀賞受賞、
ピアニスト松村英臣氏 ~世界に響く感動のピアノ~
ベートーヴェンのソナタ「月光」、チャイコフスキー「四季」他、名曲を奏でてくださいました。
音楽が活き活きと輝いて、音符一つ一つがその生命を蘇らす…
10本の指から生まれるとは思えない多彩な音色、伸びのある旋律の響きの美しさに感動…
いろいろなリクエストをして恐縮していると、
「この間は焼肉屋サンでライブをして、とても盛り上がって楽しかったよ!」と、気さくに快くお応え下さって感激!!
温かいお人柄にも触れ、とっておきの音楽の贈りものに幸せいっぱいの第一夜でした。
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そして、第二夜はギタリストの増井一友氏 ~心ときめく情熱の風と夕暮れ~
数々の国際ギターコンクールで優勝されている一流アーティスト!!
増井氏のギターを聴くと、いつもヨーロッパのロマンティックな夕暮れを想い出します―
…と、ご紹介すると「そう云われると、やり辛い~(笑)!!」
温かく優しい笑顔で客席は一気に和やかなムードに♪
ポロンッ…ギターの弦が奏でられると、心がスウッと鎮まり、その音の世界に引き込まれていきます。
皆様それぞれの想いを胸に、景色を心に描きながら聴き入られているようでした。
ラストは、オープニングスペシャルの企画協力をして下さったピアニスト恒川裕子さんとの共演で「アランフェス協奏曲」を披露、大きな拍手に包まれました。
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第三夜は関西フィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリニスト齊藤清氏
~美しき弦の響きに包まれて~
とても素敵なジェントルマン齊藤氏、良く通るカッコいいお声、お話も上手でプロの司会者顔負けです。
オーケストラでは年間120回以上のステージをこなされ、ソロでも精力的に活動を展開され活躍中!
レパートリーの幅広さと確かなテクニック、豊かな音楽性でお客様を魅了してくださいました。
エルガー「愛の挨拶」、イザイ「ソロソナタ第1番」、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」他、名曲の数々を演奏、ピアニスト中井香菜子さんとの息もピッタリで、心地よい音色が空間いっぱいに拡がりました。
(うっとりと聴いていたため、うっかり写真を撮り損なってしまいました…残念!! 次回、乞うご期待!!)


さて、オープニングスペシャルのトリ!
最終日は、リコーダー、歴史的フルートの演奏家、藤田隆氏 
~名手の織りなす華麗なる妙技~
先頃開催されたリコーダーのアンサンブルユニット『スーパーリコーダーカルテット』(藤田 隆氏・ 北村正彦氏・ 松浦孝成氏・ 秋山 滋氏)のコンサートは、フェニックスホール超満員の大人気!!(追加公演9月に開催決定!!)
この日はギタリスト増井一友氏との共演という豪華デュオ!!
ソプラノ、アルト、テナー、バス、4本のリコーダーを持ち替えてのステージ―
私たちに大変馴染みのあるリコーダーが、藤田氏の手にかかると、まるで魔法にかかったように美しく歌いだし、見事な音の絵が出来上がる…
リコーダーも何だか嬉しそうッ♪(リコーダー冥利につきる!?)
バロック、古典からブルースまで、ジャンルを超えたあらゆる作品を奏でてくださいました。
ブルースでは歌いながら吹いたり、色々な奏法登場、トークも大変楽しく客席も大盛り上がり!!
ダンディなお二人の大人の魅力と、磨き抜かれた演奏に酔った贅沢な夜でした!
最高の夜に乾杯!!
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2007年01月20日

国際的ピアニスト公開レッスン

今宵は素晴らしいピアニストがご来店!!

《ローランド芸術文化振興財団》が優れた音楽家育成のために開設した「マスタークラス」―
これからの日本の音楽シーンに求められる人材、日本の音楽文化の向上と発展に寄与する「音楽人」育成のため、音楽ノウハウの粋を結集した「教育機関」です。
昨年春から開講、ジャンルの垣根を越え、総合的音楽能力を備えた鍵盤プレイヤーを目指す「マスタークラス」の講師陣はジャズ、ポピュラー、クラシック界の錚錚たる方々!
演奏者の個性を引き出し、上質で内容の濃い指導が受けられる、“夢”と“価値”のあるクラスです。

今回のセミナーは「クラシックピアノ公開クリニック」
アヴェンヌを会場にレッスンが開催され、その講師として第12回ショパンコンクール第5位入賞のピアニスト高橋多佳子さんがお越しになったのです!
背がスラ~ッと高く、スマートでお美しく、瞳がキラキラされて笑顔が素敵!!
綺麗なお声で話し方もとても優しく、レッスンという緊張の場も明るく楽しい雰囲気に包まれました。

レッスンを受けられたのは高校生からプロ活動している方まで4名。
曲目はドビュッシー「喜びの島」、ショパン「バラード2番」「エチュードOp.25-5」、ラフマニノフ「鐘」でした。
サロンのベーゼンドルファーの横に、ローランドの電子グランドピアノを特設!!
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高橋多佳子さんのレッスンは、作品の持つ「ストーリー」を探求していく素晴らしいものでした。
鮮明にそのシーンが頭に描かれ、音によってドラマティックに表現していく…
「波が押し寄せるように…」「やっと喜びの島に着いた~!という感じ!!」と、身振り手振りを交えて具体的に光景や感情をお話しになり、受講生の皆さまもドンドンと演奏が変わっていきました。
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タッチのエネルギー、弾く姿勢、リズムや奏法、練習方法まで丁寧に指導され、聴講された皆さまも頷きながら大変熱心にお聴きになっていました。
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レッスンの最後に、チャイコフスキー=プレトニョフの『くるみ割り人形』から「アンダンテ・マエストーソ」を演奏してくださって皆さま大感激!大拍手!!
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世界を舞台に活躍されている高橋多佳子さんの演奏を間近で聴き、感動の夜となりました!