第4回
皆様こんにちは、モリソン万年筆店長の谷川岳彦です。秋が深まるにつれ、台風も襲来しているようです。備えは万全ですか?私どもの地元の奈良県南部も数年前にかなりの台風による被害があり、強く印象に残っています。
さて、少し間が開きましたが第4回のモリソン万年筆図鑑です。今回の万年筆はとてもかわいい柄のものです。同じパターンのものが2種類あったので一度にご紹介します。
ボディーの材質は白いほうはセルロイド、透明のほうはプラスチックかと思われます。
以前、まったく同じものがオークションに出品されているのを見た事があります。構造はスポイト式で、クリップにはMORISONのロゴが刻印されています。
ペン先は何金かはわかりませんが、日本工業規格のJISマークと、MORISONのロゴが刻印されています。
かわいい赤い水玉のボディーは古臭くもありますが、大正ロマン的な感じがします。
この万年筆で、当時の女性が恋文の返事をしたためている姿を想像する私はかなりのロマンチストでしょうか。