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2015年11月03日

モリソンが1日だけ、万年筆カフェを企画!

皆さん、こんにちは!11月8日(日)奈良県御所市にて開催の霜月祭にて、万年筆カフェを1日だけ開催します。小家であります町家でお庭を眺めながらの、ケーキセットをご用意しております(¥500/限定数100set)。 また、以前より、ご紹介しておりました現存するモリソンの万年筆を展示し、入場無料にて公開しております。皆様、お時間ございましたらお気軽に起こし下さい。小さな街ですのでおいでいただければ、場所はお分かりいただけるかと存じます。当日は、イベント地図を配布しております。古い町家を探検しながら、おいで下さい。

日時:2015年11月8日(日)10:00~16:00 場所:奈良県御所市西町1069番地 (近鉄御所駅、JR御所駅より徒歩5分) poster.jpg

2015年08月19日

Blue Cloudy 万年筆

いつもご来店賜り、誠にありがとうございます。さて、この度のモリソン万年筆プレゼントです。今年の暑い夏を乗り切っていただく為、涼しげでハイクオリティーな物をご用意いたしました。本体はストレート軸で、雲のような陰影の模様が入ったブルーのラッカー仕上げとなっています。キャップにはゴールドにてMorisonのロゴがプリントされています。

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Blue Cloudy / Φ10×135㎜ 20g(net)

実測は、本体の重さは乾燥で20g キャップをした状態で、Φ10×135㎜です。長くて大きいペン先が特徴で、スチール製ですがゴールドプレートとなっており、他のパーツ類もすべて金で統一されています。ペン先には、やはりMorisonのロゴ、JISマークなどが刻印されています。プラチナ万年筆さんのカートリッジが使えます。

Blue Cloudyと名付けたこちらの万年筆は、個人的にも大好きなモデルで、果てしなく続く遠い青空や、広大な海の波間や深海の響きを感じさせられます。数量に限りがございますので、終了の際はご了承ください。

2015年07月31日

純銀製の万年筆

毎度、ご来店賜り、誠にありがとうございます。今回も、倉庫から発掘してまいりました純銀製万年筆をご紹介いたします。前回の18K万年筆と同時に出てきたのですが、ネタを暖めておりました。やはり、軸部やキャップ部の表面が経年により酸化しています。シルバーポリッシュで磨けば綺麗に元に戻ると思いますが、あえて現状のままご報告差し上げます。キャップを取った中身は状態もよく新品の感があります。ペン先は14KとMorisonのロゴが入っています。また、JISマークと462という数字が刻印されています。

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重さは19g(Net)、キャップをした状態でΦ8×140㎜です。表面には波柄のようなダイヤカットが施されています。全体的にスリムな形で、キャップを尾部に差して使用するとしても使用感は良好です。
この度は、専用ケースと店頭用の三角表示が付いておりました。MORISON 純銀製万年筆 と書かれており、その下に9999という数字、これは銀純度を表現したものか?・・・928とかの表記なら分かるのですが。当時は¥20,000で店頭販売されていたようです。今では考えられない価格ですね。最後に#1980と表記があり、モデルナンバーであることは確認されています。書いてみたいのですが、こちらも貴重な資料なので止めておきます。今度、公開できることがございましたら、ご報告差し上げます。

2015年07月03日

モリソン18K万年筆 発掘!

いつもご来店賜り、誠にありがとうございます。今回は、倉庫から発掘してまいりました18K万年筆をご紹介いたします。持ってみると確かに重量感がありますね・・・軸部やキャップ部の表面が経年により変質しているようにも見えます。ペン先は18KとMorisonのロゴが入っています。よく見ると、クリップサイドや首軸と同軸の接合リングにも18kと刻印されています。と、言うことは、クリップも18kということでしょうか・・・。ひょっとすると、18Kの上に24Kのプレートが施されて、そのメッキ部が剥がれてきているのかとも考えられます。

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重さは45g(Net)、Φ12×143㎜です。表面には網目模様と細かい縦線5本が交互に施されています。中太になっており、キャップを尾部に差して使用する形にすると、やたらとキャップが重くてバランスが悪いので、キャップは外した状態で筆記するものと思われます。

表面が古ぼけたような味わいが、またマニア心をくすぐる逸品です。書いてみたいのですが、貴重な資料なので止めておきます。今度、公開できることがございましたら、ご報告差し上げます。

2015年06月01日

LAMY複合ペン・最後の1本

いつもご来店賜り、ありがとうございます。この度は、国内最後のLAMY/ステュディオ/パラジウムコート 複合ペンを入手いたしました。回転式の構造により、シャープペンの構造とボールペン芯を出して使用できる、シャーボタイプの複合ペンです。今年より製造中止となり、メーカーさんの在庫は無くなってしまったそうです。お客様よりお問合せを頂き、流通で止まっていたものを発見し入手しました。

長さ140㎜×Φ12㎜ですがデザインが秀逸で独特のアールによりボリュームがあり、ダイナミックに見えます。クリップはステュディオ独特のプロペラのようにねじれたデザインも特徴です。パラジウムとは元はプラチナ950、900やホワイトゴールドの割り金として利用されており、硬度調節や色調調整に用いられていましたが、近年、プラチナや、ホワイトゴールドに替わって、パラジウムをメインに使用したコーティングも多く見られ美しい仕上がりを演出しています。

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http://www.morisonfactory.co.jp/3/4/55/0/1487/

重さは28gと扱いやすく、バランスの取れた複合ペンです。こちらのデザインはスイス・アスコーナ生まれのハンネス・ヴェットシュタインによるもので、1982年よりフリーランスとして活動を開始しスイスとイタリアを拠点にルームライトや家具、インテリアデザインにもその才能を発揮しています。

最後の在庫1本手元にございます。当店ホームページにて販売させていただきます。ご注文お待ち申し上げます。早期完売の際はご容赦下さいませ。

2015年05月15日

Silver Plated プレゼント

今回のモリソン万年筆プレゼントは、軸とキャップにシルバープレートが施された、ショートタイプの珍しい万年筆です。先は通常のスティールですが、ゴールドプレートとなっているようです。コーラルピンクの首軸が上品です。
生地は、細かいドットが施され、ザラッとした独特の手触りがあり、私などはすっと手の中で撫で回しています。ああ、いい気持ち・・・

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キャップのリング部分に、MORISONのロゴとSILVER PLATEDの刻印がされています。これは、カッコイイ!だだし、残念なことに、拡大鏡などでよーく見ると、文字のまわりから微妙にシルバーの剥がれが有る物が多いです。これは、シルバープレートされた後に彫刻され、長年の経年劣化や酸化により腐食剥離したものと推測します。もちろん、新品ですのでご安心下さい。また、なるべく剥離の少ないものを選びプレゼントしたいと思います。

ショートとはいえ、けっこうなボリュームを感じます。実測でキャップした状態で123㎜、キャップをお尻に差してペン先から155㎜です。男性でもオシャレに持てる、話のネタにはもってこいの逸品ですね。

2015年04月03日

Cross Townsent Cherry Blossom Limited Edition

桜の柄の万年筆・ご紹介します。

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クロス・オブ・ジャパン設立45周年を記念し、桜の花びらをまとった「クロス・タウンゼント」の特別版です。世界限定45本で、23金ヘビーゴールドは日本のみの限定版です。鑑定書付のピンクサファイアをキャップに装飾されています。ブラッシュドプラチナプレートには、スワロフスキークリスタルが埋め込まれています。専用ボックスとブックレット、クリスタル製ペンダントが付属しています。

2015年03月30日

春のプレゼント更新の予告です!

みなさん、こんにちは。桜も満開が近づき、春のキャンペーンもそろそろです。毎年春のキャンペーンは桜にちなんで、ピンクの万年筆ばかりになってしまいます。今年は何か違うものを探してみようと頑張りました。結果!しぶーいレッド系のストレートタイプの万年筆を倉庫の奥から発掘しました。

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Φ12×140㎜(キャップオン) 使用時Φ12×125㎜(キャップレス) 20g(Net)

なんと、ゴールドプレートペン先です。ペン先にはMorisonのロゴとJISマークが刻印されています。キャップにも金色でMorisonのロゴが入っています。パーツもゴールドカラーで高級感と品格を感じます。本体の軸部はレッドの濃淡で、マーブルのラッカー仕上げとなっており大人の春を感じられます。

希少ですのでなくなり次第終了とさせていただきます。この度は1万円以上の御買い上げにてプレゼントいたします。プレゼント開始は、2015年4月1日 0:00以降のご注文のお客様対象といたします。お一人様1本限りとさせていただきます。プレゼントの内容が変更されますと、こちらの条件はリセットいたします。

プレゼントの万年筆はインクフローを確認の上、ご注文の商品と同梱いたします。発送先が別の場合はご一報下さい。そのようにお手配させていただきます。尚、現在は万年筆の製造をしておりませんので、修理、調整は承ることができません。また、インクフロー以外のクレームはお受けできませんので、予めご了承ください。


2015年03月23日

カエログラフ-世界最後の1本

みなさん、こんにちは。季節はどんどん春になって、桜ももうすぐ満開ですね。心ウキウキときめく季節ですが、黄砂やPM2.5も厳しいようです。夜空を見上げても、月や星がかすんで見えます。夜空で思い出しました・・・カランダッシュのカエログラフ/シリウス30・万年筆 (世界限定52本)。今回は、世界で最後の1本を販売させていただきました。お客様より、お問合せを頂き、探し回ってスイスの本社にあった最後の1本を分けていただきました。

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人類にとって永遠の謎であり冒険のテーマである宇宙。カエログラフは、この宇宙を手中に収めることができる科学と芸術の融合により生まれた特別な万年筆です。「カエログラフ」の名は、ラテン語の「Caelum(空)」とギリシャ語の「Graphen(書く)」に由来しているそうです。ナイトブルーの中国漆が塗られたボディは星空をイメージし、ボディの中央にある2つのリングで日時を調整することにより現在でなく、過去や未来の星の位置を特定することができます。

世界の果てまで探し回る事に喜びを感じます。あった時の喜びは、お客様だけではなく私どもにとっても最高の喜びです。

2015年03月02日

AURORA-ミニ・オプティマ 最後の1本

少しづつ、春めいてまいりました。ふきのとうやつくしも顔を覗かせてきました。紅梅も小さな赤いつぼみをつけて、今か今かとタイミングを図っているようです。そう、小さくて赤いつながりで、アウロラ・ミニ・オプティマのボールペンをご紹介します。すでに廃番となっておりましたが、お客様のご希望で、国内最後の1本を販売させていただきました。

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全長:112㎜×φ12.5㎜の手のひらに収まるかわいいペンです。2013年の時点で、色はバーガンディーのみの販売でした。こちらの万年筆も有りまして、キャップをした状態で114㎜ながら、アウロラ独特の機構であるリザーブタンクが付いていました。小さくて高性能なものを作るのは、日本の技術だけではないようです。なかなか、かわいい、携帯用筆記具に心動かされます。

2015年02月22日

カランダッシュ/チャイナ・アイボリー最後の1本

梅の花も少し咲いてきました。春まであともう少し・・・皆様はいかがお過ごしでしょうか?
中国では春節祭で、すごい人数の中国のお客様が来日の様子です。爆買いとかいう新語も誕生しました。すごい勢いですね。

中国といえば、カランダッシュのチャイナ・アイボリーが製造中止となり国内最後の1本ゴールド・ローラーボールを販売させていただきました。こちらで終了となります。万年筆は1本だけ残っていましたが・・・現在はどうでしょうか・・・

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上品さが漂うアイボリーカラーの中国本漆とゴールドを組み合わせたシリーズで、デザインはカランダッシュ伝統の六角軸となっています。私共日本人には漆といえばJAPANでしょーと思うところも有りますが、このアイボリーというのが独特なのでしょうか。ゴールドに拘りになるお客様のご注文でしたが、上品さも兼ね備えた、こちらをお好みになるセンスはさすが・・・お目が高いお客様でした。

2015年02月08日

AURORAの最後の1本

みなさん、こんにちは、ごぶさたしております。寒いですね~、お風邪などめしておられませんか?地元の葛城山もまだ白く雪をかぶっています。鴨都波神社の節分祭も無事終わり、後は、奈良の東大寺お水取りが終わるともうすぐ春です。寒いといえば、氷のように透き通ったアウロラ・デモンストレーターのスケッチペン、国内最後の1本を販売させていただきました。

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芯はΦ5.6㎜のホルダータイプで、世界限定936本でした。クリスタルのような透明感で、真紅のパーツがインパクトを与えています。すごくお洒落ですね。ご購入のお客様は同時にカランダッシュのアートスケッチャーもお申し込み頂きました。デッサンやデザインなどのご趣味をお持ちか、アートに関するお仕事のお客様かと推察いたします。このようなスケッチペンでデッサンすると絵の下手な私でも、うまく描けるでしょうか・・・

2013年07月06日

Mother of Pearl

そろそろ、蒸し暑い日が続きだしましたね。お元気ですか?まだ、夏バテには早いですかね?でも、すでに熱中症で病院に担ぎ込まれている人もたくさんいるようです。皆さんも、十分な水分と塩分補給をお忘れなく・・・あ、実は十分な睡眠も重要だとか。

暑い日には、海に出かけて海水浴なんかいいですよねー、ネットで南の島の海中サンゴ礁を見ては、その気分に浸る毎日です。海と言えば、美しい貝殻を磨き、ペン軸にあしらった万年筆がありましたね。そう、デュポンの「マザーオブパール」。海底のほの暗い中から、美しく輝く虹色の透明な輝きを表現した工芸品。なんと、この美しい万年筆はすでに廃番になっており、国内最後の1本を先日販売させていただきました。

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私共は、ご注文頂いた商品は必ずいったん箱から出して確認し、白手袋をした手で、専用の布を用いて軽く磨き直してからきちんと箱に納め直します。失礼ながらその際、細心の注意を払って、最後の1本を撮影させていただきました。見てください、この美しい輝きを、深みのある虹色を・・・ラストワンを手に入れたお客様に敬意と羨望を感じざるを得ません。

あー海に行きたくなってきた・・・私のこの体型では、決して海パン姿はさらせません・・・ダイエットしようかな・・・

2011年08月21日

ネイビーブルーのショートタイプ

皆さん、こんにちは 担当の片山です!
お盆も過ぎて、日が落ちるのもとても早くなりましたね。
お盆休みは短くて、何も出来ませんでした・・・寝てる私が悪いのですが・・・
マーレーンのイタリアーノがやっと入荷して来ました。
お待ちいただいていたお客様・・・長くお待ち頂き、ありがとうございました。
でも、また・・・次回入荷未定だとか・・・ほんとイタリアっておおらかですこと(汗)
そろそろ秋の新製品が出る頃ですね、また、いろいろ、ぼちぼちと、ご紹介差し上げます・・・

今回の、モリソン万年筆は、以前も一度店長がご紹介しておりました
カラーのあるショートタイプの万年筆、ネイビーブルーです。
お申し込み、お問合せ、お待ち申し上げます。

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2011年05月22日

幸せのクローバー万年筆

みなさんこんにちは、モリソン万年筆、担当の片山です。とても爽やかな季節になりました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?さて、今回も前回と同様、四葉のクローバーの万年筆で色違いです。この季節の爽やかさを表現した白い軸です。ペン先は14Kで、かなり細いものです。

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皆様の、お問合せ、ご注文をお待ちしております。
では、初登場で緊張の片山でした・・・

2011年03月11日

桜色とクローバーのコラボ万年筆

みなさん、お元気ですか?店長の谷川です。3月というのにまだ少し寒い日も有りますね。でも、庭の梅は五分咲きです。紅梅ですので天気のよい日は青空に映えます。メジロが数羽で花を啄ばみに来ます。かわいいですよ。三寒四温と言いますが、まだもう少し先でしょうか。暖かくなるのが待ち遠しいこのごろです。

今回のプレゼントも¥5250以上お買い上げの条件が付いています。尚、消耗品は合算金額に含まれませんのでご注意下さいね。さて、毎春恒例、桜色の万年筆のご紹介です。ショートスタイルのペン先は14Kで、ペン先には14KとMorisonのロゴが刻印されています。プラチナ万年筆さんのカートリッジインクをご使用ください。

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キャップには四葉のクローバーが金色でデザインされています。Morisonのロゴも入っています。ペン先はF表記ですが、かなり細字ですので、EFといっても良い位かとも思います。漢字がつぶれないように作られているところは、古い国産品の味ともいえます。

ああ、そういえば、旧式(カートリッジインク使用のチップ交換式?)の水性ボールペンが沢山有ります。昔、フューチャーペンと言っていたようです。こんなのもプレゼントにしてもいいのかな。とひとりごと・・・

2011年02月02日

格子柄の万年筆

みなさん、こんにちは。店長の谷川です。北陸や東北の皆さんは、大雪で大変ですね。本当に、こんな冬も珍しいですね。心よりお見舞い申し上げます。

この度は、プレゼントに対する志が甘かったです。申し訳ございません。こんなにたくさんのお客様にホームページをご覧頂き感謝の念が絶えません。本当に、ありがとうございます。

今回は、少し余裕のある商品をご紹介いたします。そして、申し上げ難いのですが、欧米各社も世界的な不況で高級品ばかりでなく、自社または、提携ブランドにて中国で生産した、安い商品も数多く日本向けに紹介しだしました。これに伴い、プレゼント商品もゲットし易くなり、低価格でのプレゼントご応募も多数頂きました。こんなにたくさんの方々に、ご興味を持っていただき、それは、それは、もう、とってもうれしい事なのですが、プレゼント商品の検品やインクフローのチェックばかりが先行し、多忙を極めて、利益が出ないという結果になっております。

そこで、お買い物金額の下限を設定してのプレゼントとさせていただく事となりました。
今回は、¥5250以上ということでお願いします。今後、それに勝る蔵出し品をご用意させていただくように心がけて参ります。ゴールドとシルバーのパーツがあります。最初は、ゴールドパーツの首軸にてプレゼントさせていただき、無くなり次第、シルバーパーツに変更します。今回はたくさん用意したつもりですが、ゴールドが無くなり次第、告知いたしますので、その際はご了承ください。

では、気を取り直して・・・今回は、久々のフルボディー万年筆です。格子柄の美しいトラディショナルなデザインは、新学期や春のフレッシュな気分にマッチします。個人的には、パーカーのソネット・プレシャス シズレとイメージがダブります。

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ペン先には、MORISONのロゴとJISマークが大きく刻印されています。ニブはFです。また、キャップにもMORISONのプリントがあります。(詳細スペックは画像参照下さい)

節分ですね。皆さん太巻きは食べます?えーっと、今年はどちらの方角でしたっけ?・・・地元の鴨都波神社では、節分祭が毎年2月3日夕方から行われます。藁でできた大きな輪をくぐり、神様に無病息災を祈願します。子供は大喜びで何回もくぐって遊んでいます。そして、若衆による、お神楽演舞や戯曲が始まります。獅子を使った、コミカルな戯曲は見物人の笑いをそそります。ほんとに楽しいので、是非お越し下さい。

2011年01月29日

ごめんなさい!

現行のモリソン万年筆プレゼントですが、あまりにも希少だ、すぐ変更だなどと表現してしまったため、応募が殺到してしまいました。ごめんなさい!まだ変更するにはあまりにもタイミングが早いため、現在は同モデルの18Kペン先にて、続行しております。ご迷惑をお掛けして、ほんとうに申し訳ございません。プレゼント自体は、今後もモデルを変更してでも続けて行きたいと思います。

                                         よろしくお願い申し上げます。

                                                 店長敬白

2011年01月25日

まだ、寒いのでシルバーグレーの万年筆

みなさん、こんにちは。店長の谷川です。寒・寒・さぶ・・・と唸りつつ、本日もスタートします。でも、私の小さい時の冬は、毎年こんな感じだったような気がします。毎日のようにバケツの水が凍り、田んぼの霜柱をバリバリ踏んで遊んだ記憶があります。「あの頃に戻ったのだァ~」と思ってみても、寒いもんは寒いですよね。先日、大台ケ原近くに水を汲みに行ったのですが、今年はさすがに滝が凍り付いていました。暖冬なら暖冬で温暖化かと心配し、寒ければ寒いで文句を言うのでありました。

今回も、一連の流れでモダン柄です。「またですかァ~」というファンの方々の声が、手に取るようにわかります、が、今回は23Kのペン先をご用意しております。もうすぐ、春だけど、まだ当分寒い的季節の「シルバーグレイの万年筆」です。グラデーションのリングがあしらわれたショートタイプの万年筆です。首軸は黒で、今度は男性的かと思います。いい加減にしなさいというお客様のお声もございましたので、モダン柄は今回を最後にしたいと思います。(いい柄なんだけどなー・・・)

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MORISONのロゴが刻印されたペン先は、先にも申し上げましたが23金です。ニブはFです。また、キャップ本体にもMORISONのプリントがあります。

まだ、もう少し寒い季節が続きます、皆様にはお風邪など召されませんよう、ご自愛くださいね。暖かいお鍋でも、食べて、温まってください。ああ、弊社のある奈良県御所市には「鴨君の湯」天然温泉があります。なかなかいいお湯ですので、お近くの方は是非お越しください。では、心も体も温まるこの田舎で、財布だけがずっと寒い、店長の谷川でした。買ってください・・・できれば、高いのを・・・

2010年10月09日

冬のシャンパン・ゴールド

今回は、「ゴールドカラーの万年筆」です。このアイテムも一連のモダン柄シリーズで、グラデーションのリングがあしらわれたショートタイプの万年筆です。首軸は真っ白で、温かみのあるシャンパン・ゴールドにとても映えます。

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MORISONのロゴが刻印されたペン先は、耐酸メッキでスチール素材かと思われます。ニブはFで、個体によって若干の書き味の差異があると思いますが、馴染むのも早そうです。また、キャップ本体にもMORISONのプリントがあります。この冬、少しゴージャスで温かみのあるシャンパン・ゴールドの万年筆はいかがでしょうか?

2010年09月09日

ブロンズブラウンの万年筆

みなさんこんにちは、店長の谷川です。9月というのに、なんでこんなに暑いのでしょうか?
身体がもちましぇ~ん。と嘆くやら、イライラするやらで大変です。せめて、ホームページだけでも秋を感じていただこうと、リニューアルです。

最近、ウォーターマンのメトロポリタン・シリーズの新製品がたくさん出ていますね。次から次へと、新製品が出てくるのでびっくりです。その中で、「アニエス・ベー」デザインのスペシャルエディションが出てきましたので、お知らせします。ブランド(著作)ものですので、商品を販売するために、画像を流用することは禁じられています。ブログでのみ少しご紹介します。ペン軸にプリントされているデザインは、ボワン・ディロニー誌にまつわります。その無料誌は、パリで発行されており、無料誌ながら、10万部も印刷され、世界中のギャラリー、美術館、映画館、アニエスベー店舗で配布されています。毎号、1人のアーティスト、建築家、哲学者、音楽家、作家といった人たちが紙面作りを担当します。
このペン軸のデザインの元、【ボワン・ディロニー】マークはフランスの作家・詩人アルカンテール・ドゥ・ブラームが19世紀末に考え出した句読点です。これは、文章中の皮肉めいた部分を示すため、文末に用いられます。

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さて、今回は、前回の「マリンブルーの万年筆」と同じシリーズで、「ブロンズブラウンの万年筆」です。以前ご紹介した、モダン柄のようなグラデーションのリングがあしらわれた、メタリックなショートタイプの万年筆です。
ペン先は今回は通常の耐酸メッキですが、この色合いは数量が少なく希少品ですので、すぐに、プレゼントコーナーを更新しなければならない・・・かもしれません。また、ペン先にはMORISONのロゴが刻印されています。また、本体キャップ部にもMORISONの印刷があります。

涼しい秋ももう少し・・・さんまに松茸・・・おいしいものをいっぱい食べて乗り切りましょう!

2010年06月30日

マリンブルーの万年筆

みなさんこんにちは、店長の谷川です。ジトジト、ジメジメ、暑いですね・・・お元気ですか?
昨日のサッカー・ワールドカップ/日本代表見ました?岡田ジャパン大健闘だったのですが残念です。選手のみなさんよくがんばったと思います。
私も他聞にもれず「岡田監督ごめんなさい」の口です。4年後はBEST-4ほんとに夢じゃない!と、私も夕べは大声を出して応援しておりましたので、朝起き上がれず、遅刻。ウチの片山審判にイエローカードを頂きました。累積には十分気をつけたいと思います。
さて、今回は侍ブルーの・・・いや、「マリンブルーの万年筆」です。このアイテムは以前に一度だけ短期間、プレゼントに出したことがあります。先のモダン柄のようなグラデーションのリングがあしらわれたショートタイプの万年筆です。

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首軸は真っ白で、きれいなマリーンブルーに映えます。ペン先は14KとMORISONのロゴが刻印されています。暑―い日本の夏も、この万年筆で凌いでください。クーラーの代わりにはなりませんが、目で「涼」を求めるのも、日本の夏の過ごし方かとも思いますので・・・たくさんのお申し込みをお待ちしております。
では、また・・・

2010年06月02日

初夏のミントグリーン

みなさん、こんにちは、店長の谷川です。いつもご覧頂き、ありがとうございます。
6月も迎え、本格的に夏にさしかかりました。今年は、夕方や夜はまだ肌寒いこともは多く思います。

さて、今回もプレゼントとリンクしてのご案内となります。
今回は、初夏をイメージしたミントグリーンのショートタイプです。
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ペン先にはMORISONのロゴが刻印されています。ペン先は18金です。首軸は、初夏のミントグリーンで爽やかにきめたいと思います。今回はキャップにはMORISONのロゴが見当たりませんが、クリップが先にご案内した、23Kのものと同じデザインです。
そろそろ、各社、限定品や期中の新製品、夏向け商品なども出てきております。HPチェックは忘れずにお願いしますね!  では、また!

2010年04月05日

木目調の万年筆

みなさん、こんにちは、店長の谷川です。いつもご覧頂き、ありがとうございます。
こちら、奈良県の御所市ではちょうど桜が満開を迎えています。今年は入学式まで桜はもちそうです。タイトルの桜の写真は、御所市・柳田川より葛城山を望んだ場所で撮影しました。けっこう綺麗でしょう・・・
又、氏神様の鴨都波神社では、春祭りが行われました。始まりは、葛城公園から出発する「お稚児参り」の行列です。2~3才から低学年までのお子さんが、牛や神楽に扮した舞方衆達を先頭に、煌びやかな衣装に身を包み、麻呂のようなお化粧で、とてもかわいい行列でした。

さて、今回もプレゼントとリンクしてのご案内となります。
今回は、木目調のデザインを施した金色のショートタイプです。木目が施されているのですが、見ようによっは最近流行のアニマル柄にも見えます。

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ペン先とキャップにMORISONのロゴが刻印されています。ペン先はスチールで耐酸プレートされています。首軸は、春の色さがしキャンペーンに因んでピンクになっています。黒の首軸も絞まって見えていいのですが、個人的には、このピンクとゴールドの組み合わせのほうが粋に感じ、ゴールドの優しさがより伝わるように思います。

気分新たに新学期を迎える方々に、フレッシュなアイテムを多くアップしております。この機会に是非、皆様のお問合せ、ご注文をお待ち申し上げます。

2010年02月11日

春色23K万年筆

いつも、いつも、ご来店頂きまして、誠に有り難うございます。店長の谷川です。「お水取り」ももう少し、そろそろ春の香りがしてきそうです。「お水取り」で思い出しました。ここ何年も、大台ケ原近辺にお水を汲みに、月に一度は出かけています。やはり、大台の岩清水はとてもおいしいのです。で、スタッドレスを準備して、冬場に出かけると数年前までは途中の滝が凍っていることがあったのですが、ここ近年凍っている姿を見ていません。これも温暖化でしょうか・・・なんだかバンクーバーも暖冬で大変な様子ですね。

でも、春はもうすぐそこ!ということで、今回もプレゼントコーナーとリンクしてのご紹介です。昨年も実施したのですが、春=桜=ピンクという発想で(単純?)今年も春色ピンクの万年筆です。が、なんと23金です。

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ペン先には、両サイドに分かれて、「23K」と「MORISON」のロゴが刻印されています。ショートタイプのボディーで、キャップにはMORISONのロゴと、大きく23とゴールドでプリントされています。シルバーカラーのクリップも当時の定番クリップではなく、別製のスラッとして絶妙なアールがついたもので、クリップ自体にはロゴは入っていません。

ピンク=女性と私たち日本人は考えがちですが、この季節に、この書き味を試してみるという粋な男性も、きっと多くおられるはずです。では、ご進学、ご卒業やご就職の季節です。皆様のお問合せ、ご注文をお待ち申し上げます。

2009年11月24日

モダン柄の万年筆

店長の谷川です。ハロウイーンも終り、もうすぐクリスマス、お正月とイベントの多い時期になって来ましたね。みなさんはクリスマスやお正月のご予定はいかがですか?私はクリスマスシーズンには、年末の追い込み出荷、お正月は新製品のアップでホッとする間も有りません。皆さんは楽しい年末年始をお過ごし下さいね。私も時期をずらしてゆっくりしたいと思います。

クリスマスで思い出しました。カランダッシュのスワロフスキー・コラボ・ボールペンの在庫はできているのですが、アンモナイトとベネシアンの入荷が遅れています。カランダッシュ曰くは、12月20日頃になるとかで、「早よしてくれ~!」とお願いするしかございません。メーカーに成り代わりお詫び申し上げます。10本程度は当店分で確保はしておりますので、ご予約承ります。クリスマスには間に合うと思います・・・

さて、今回のモリソン万年筆は、プレゼントコーナーとリンクしてのご紹介となります。年代的には昭和45年~50年頃のものです。キャップオンの状態でφ12x135mm(クリップ高除く)で、11g(net)と軽量です。生地はアルミ製ですがゴールドのきれいな塗装が魅力です。久々のストレート軸ですね。当時の型番はFP-850L、レインボー模様金・14金命名されていたようです。

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レインボー・・・ねぇ・・・ちなみに倉庫から出してきたそのインナーカートンにはモダン柄と書いてありました。そういえば、母の昔の写真なんかを見ていると、こんな感じの洋服だったかスカーフだったかが有った様な気がします。当時、モダンだったのでしょうね。

ペン先はFですが、結構な細さで、気持ちいい感触があります。先は硬めとはいえ、(個体差は若干あるかとは思いますが、)紙に対して引っかかりや途切れはあまり無いと思います。
この度は、けっこうがんばったプレゼントです。皆様のご注文をお待ちしております。

2009年03月18日

18金の万年筆

皆さん、お久しぶりです。店長の谷川岳彦です。梅も散り、桜の便りが聞こえるこの頃、いかがお過ごしでしょうか?最近、家の庭ではウグイスの鳴き声が聞こえます。春ですねえ~。

先日、エイ出版社の「趣味の文具箱」より取材をお受けしました。来られたのは、万年筆画家の古山浩一先生とご担当のお二人でした。「万年筆の達人」というページで5ページに渡りご紹介頂く予定です。古山先生は万年筆で絵を描かれる、著書もお持ちの有名な万年筆画家です。その古山先生に、父や私の顔、弊社の万年筆などを描いていただくとは、感激です。実際より男前に描いていただいているようです。3月23日発刊予定ですので、本屋さんを覗いてみてください。立ち読みはダメです。買ってくださいね。
今回は、そちらにご紹介頂いた、18金万年筆をご紹介します。当時の価格で29万5千円のものです。保存状態は極めて良好です。勿論、ペン先も18K。年代的には昭和43年頃のものでしょうか?時代は浅いです。

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キャップの正面に控えめに、MORISON、18Kと型番の#1980と彫られています。やはり手に持つとズシッときます。今ではカートリッジインクのみでの使用となりますが、製品としての衰えは全く無く、十分使用できます。ペン先はFです。
こうして見てみると金の光沢にも重厚感があります。手元に十数本出てきました。純金24では無いので、当然のことながら銀と銅も含まれています。その分の曇りが出てきている固体もありますが、磨くと元どおり輝き始めます。本当にお好きな方だけに、無保証という条件付きでお譲りさせていただくことも検討中です。

古きよき時代の日本のパワーを感じ取れる逸品です。

2007年09月09日

第11回

みなさんこんにちは、相変わらずご無沙汰の店長の谷川岳彦です。そろそろ、秋めいてまいりましたが・・・と申し上げたいところですが、まだまだ暑いですよね。皆さん、夏バテは出ていませんか?この時期になると体調を崩される方も多いようですので、おいしい物をしっかり食べて十分お体をお安め下さいね。私もゆっくりしたいと思います。(私がゆっくりすると片山が怒りますが・・・)


では、今回もモリソン万年筆図鑑です。
秋、ということで果実の柄の万年筆をご紹介したいと思います。この果実は何でしょうか、
柿?ビワ?トマトでは無いですよねえ・・・とにかくキャップには美しい果実があしらわれています。木軸に線彫りで丁寧に仕事され、果実には色も付けられています。


同軸には、同じく線彫りで蝶々が大小合わせて7頭(という数え方でよかったですよねえ)
あしらわれており、いまにもヒラヒラと舞い上がりそうな感があります。

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私めの拙いブログもかれこれ1年以上経過し、よくよく続いたものだと我ながら感慨にふけっております。最初のころは固い文章でまじめに書き込んでいましたが、文章もくだけにくだけ、すでに砕け散っているような様相を呈してまいりました。


モリソン万年筆図鑑もそろそろネタが尽きてきましたので、なんとか心機一転、新しいネタを探し始めています。これからモリソン万年筆をよろしくお願い申し上げます。


2007年07月13日

第10回

みなさんこんにちは、店長の谷川岳彦です。すっかりご無沙汰してしまいました。思うように更新が出来ず申し訳御座いません。あっという間に夏になってしまいました。皆さんの地域は暑いですか?私の住む奈良県御所市はクーラーもさほどかけることも無く、まだ現時点では過ごしやすい方かと思います。毎年毎年、暑くなってきていたのですが、まあ、まだまだこれからということでしょうか。

そこで、夏!ということでプレゼントキャンペーンも衣替えです。サマーキャンペーンを開始しました。マリンブルーのモリソン万年筆いかがですか?私はけっこう好きなのですが・・・いかにも涼しげですよね。詳しくはホームページでチェックしてください。

さて、今回のモリソン万年筆図鑑ですが、ガンメタリックのように見えるこちら実は純銀製です。写真を撮影するに際して磨こうかと悩みましたが、彫刻の金色が剥げてしまうのが怖くて触れませんでした。

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彫刻の柄は二羽の小鳥が枝に寄り添って、睦まじくとまっておりその枝には花がいっぱい咲き乱れています。ハート型の花びらが風に乗って飛んでいる様も表現しています。花鳥風月を表しているのでしょうか・・・しかし月が見当たりません。彫刻の他に、ブランド名のMORISONとSILVERの刻印が見られます。構造はレバー吸入式です。
ペン先は14金で、WARRANTED、MORISON、14Kなどの刻印がなされおり、ホールはお馴染みのハート型です。ペン先は露出部分で20㎜と長めで、軟らかいタッチが特徴的です。

ああ、この万年筆を磨きたい、でも磨けない・・・・磨くと値打ちも下がるかもしれない・・・ああ、どうしたものか・・・とにかく、私の場合は自分を磨く事が最優先のようです。では次回をお楽しみに・・・

2007年05月14日

第9回

皆さん、こんにちは店長の谷川岳彦です。あっという間にゴールデンウィークも過ぎ去り、ボーッとしながら仕事をしています。
皆さんは5月病の予防対策はしておられましたでしょうか?具体的な予防策があれば教えてください。

5月ともなると、もう暑いですね。体も慣れていないので疲れやすくなるようです。皆さんもお体にはお気お付け下さいね。

さて、今回ご紹介するモリソン万年筆は、超極太ビッグな万年筆です。「こんなんデカすぎるんとちゃうのん!?」と思いますが、皆さんにうかがってみるとけっこう「昔、持ってました・・使ってました・・・」というお話をしていただきます。

写真の商品は現在でも現役で使われています。比較的新しく、30~40年ぐらい前のものかと思います。太い軸のペンが使いやすいという大人な方にかなり人気があったようです。比較が出来るように普通の万年筆と並べて見ました。現在では、ここまで太いものは見る事は無いですね。

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ペン先は14K?表示がありません、ツートンにメッキされたペン先は、これまた通常に比べてかなり大きいものです。イリジウムの部分が大きいせいか、すべるように書けます。かといって、Bのような太い線ではなくて、通常の線で書く事が出来ます。

デッカイことは、いいことだ!という心意気で作成された万年筆の視点から、現代のすべてのものが小型化された世の中を見てみるとけっこう矛盾があったりして楽しいですね。

2007年03月05日

第8回

みなさんこんにちは、店長の谷川岳彦です。長らくブログの更新ができませんでした・・・病気はあれから1週間ほどで完治しました。ブログで発表してしまったので関係各所にご心配をいただきました。勝手に大騒ぎしてすみませんでした。が、発病中は飲めませんでした(当たり前か・・)。

それにしても、温かいですね。確かに寒いなと感じる日もあったのですが、その期間も短くていつ冬が来たのか、そして去っていったのかよくわかりませんでした。地球温暖化について真剣に考える今日この頃です。それで、大慌てでトップページ更新です。梅をすっとばして桜になってしまいました。この写真自分ではけっこう気に入っているのですが、皆さんいかがですか?

さて、今回のモリソン万年筆図鑑では、少し特殊な万年筆をご紹介します。記帳用のペン先を備えたセルロイドの万年筆です。ペン先は非常に長く、ホールは卵型です。ペン先には記帳用、HARD IRIDIUMU などの刻印があります。書いてみると先はかなりハードな感じはあるのですが、長いペン先なのでしなりが大きくて緩和され、非常に安定感のある書き味です。記帳用と書いてあるからには細かい文字もしっかり書けるのかと試してみましたら、これまたかなりすごいもので、写真の原稿一マスは5x5㎜の中にかなりの余裕をもって書き込むことが出来、さらに、文字がつぶれません。

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本体は、琥珀色の上品なセルロイドで柄の深みがあります。尾栓を引いてインクを吸入します。普通、記帳用という事務的なものでしたら、黒い細身のエボナイトのボディーがほとんどかと思うのですが、この万年筆は材質にもこだわり、知性や気品をもたせている感があります。クリップやリングが変色してしまっているのが残念です。
この万年筆で仕事をしていた時代、現代とは違い、時間もゆっくりと流れ仕事にも潤いがあったのではないかという気がします。が、先はソリッド中のソリッドで超EFという仕事用に、いい仕事をしている逸品です。

2007年01月09日

第7回

あけまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

店長の谷川岳彦です。新年早々、おたふく風邪に似た症状を発症してしまいました。予定通りにホームページのリニューアルが進んでおりません。ご迷惑をおかけしております。皆さんもお身体を大切になさってください。病気になると健康のありがたさを、身にしみて感じます。(お酒も飲めないし、遊びにも行けません。残念!)

モリソン万年筆図鑑に入る前に、いろいろとご報告があります。
モリソン万年筆プレゼント企画、新春特別企画としまして新たなアイテムをアップします。なんと、ペン先14金の万年筆をご用意しました。「こんなんプレゼントにしたら御先祖様に怒られないか心配やなあ・・・」と思いながら、感謝の気持ちを込めてプレゼントします。消耗品以外の商品をご注文のすべてのお客様対象です。期間は在庫無くなり次第、又は私の気分次第(2月頃)の日にちまでです。
また、新年早々、カランダッシュはじめ、デルタ、ビスコンティー、マーレーンなどのイタリアを中心とした、ヨーロッパのメーカーさんが一斉に値上げしております。私どもの力ではどうしようもなく、はたまた、大量に在庫出来るでもなく、メーカーさんに成り代わり、お詫び申し上げます。各社さん2007年ニューモデルアップしています。トップページ新着情報をチェックしてください!
新しいブランドも扱い始めます。中でも、カヴェコは初回お勧め、大出血サービス!トップページお勧め品のところをチェックしてください。(とりあえずは日本で一番安いかも・・・)

さて、お待たせしました、モリソン万年筆図鑑始まりです。
今回は、お正月・・お正月といえば縁起物・・ということで大判小判の万年筆です。深い飴色に漆加工されたボディーに小判と銭貨が描かれています。
アロータイプのクリップには、縦にMORISONの刻印がされています。なぜか、そのクリップの真下に絵がクリップに真っ二つに分断されるように配置されています。
まるで、銭貨の穴の部分にクリップが通り抜けているようにも思えます。昔の作成者のウイットでしょうか・・・
また、本体の軸部には小判が描かれています。金の線が薄くなってしまい、もったいない限りです。その本体は吸入式で尾部のレバーを引いてインクを吸入します。
現在でも吸入できました。

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ペン先には、MORISONの刻印はもちろんJISマーク、14金ペン先の証として14Kと刻印されています。ホールはハート型で、長くてソリッドな印象のペン先です。
なんだか、本体のおめでたい柄とは少しつり合わないようも思えますが、きっと当時の最先端、最高級のペン先を使用した為ではないかとも思います。
キャップには圧抜きの穴があけられており、リングや天冠などは金メッキされています。

大福帳を持ったタヌキさんが、お酒の付け払いを記帳するときに取り出して、ご機嫌に店主と会話しながら記しているイメージが沸いてきます。
そんなイメージをする私はどっぷり日本人?それとも、体調崩してお酒が飲めないので、飲みたいあまり、そんな妄想を抱いてるのでしょうか?誰か助けて・・・・・


2006年11月18日

第6回

皆さんこんにちは、モリソン万年筆店長の谷川岳彦です。とうとう寒くなってきました。みなさんはお風邪など引いておられませんか?
そろそろ街ではクリスマスの準備に余念が無い様子ですね。モリソン万年筆HPでも、負けずに年末半額セールを催しておりますが・・・少し早かったでしょうか?
限定数がありますので、皆さんお早めのご注文お待ちしております。

さて、第6回モリソン万年筆は冬のイメージのあるセルロイドの万年筆です。クリップやリングの保存状態はあまり良くないのですがペン先はまだしっかりしています。
セルロイドの白地の表面は、貝で細工されたような光沢があります。独特の流れるような茶色の模様は印象的です。クリップにはMORISONのロゴが縦に刻印され
キャップには圧抜き用の穴が開けられています。

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ペン先は、いままでご紹介したハート型ではなく、V型のホールがつけられ精悍なイメージがあります。刻印はWARRANTED MORISON ,JISマークなどが刻印されています。

Web上では判りにくいかもしれませんが、ボディーにもMORISON HIGH CLASS PEN と彫刻されており珍しいモデルです。

冬山の雪の積もった間から、垣間見える枯れ枝や風の流れを感じさせられる万年筆です。

2006年09月22日

第4回

皆様こんにちは、モリソン万年筆店長の谷川岳彦です。秋が深まるにつれ、台風も襲来しているようです。備えは万全ですか?私どもの地元の奈良県南部も数年前にかなりの台風による被害があり、強く印象に残っています。

さて、少し間が開きましたが第4回のモリソン万年筆図鑑です。今回の万年筆はとてもかわいい柄のものです。同じパターンのものが2種類あったので一度にご紹介します。

ボディーの材質は白いほうはセルロイド、透明のほうはプラスチックかと思われます。
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以前、まったく同じものがオークションに出品されているのを見た事があります。構造はスポイト式で、クリップにはMORISONのロゴが刻印されています。

ペン先は何金かはわかりませんが、日本工業規格のJISマークと、MORISONのロゴが刻印されています。

かわいい赤い水玉のボディーは古臭くもありますが、大正ロマン的な感じがします。
この万年筆で、当時の女性が恋文の返事をしたためている姿を想像する私はかなりのロマンチストでしょうか。

2006年08月26日

第2回

こんにちは、モリソン万年筆店長の谷川岳彦です。自分でも心配していましたが、無事2回目もアップする事が出来ました。しかしながら、別の心配が的中してしまいました。開店後まだ日が浅く、サーバーとソフトの連携をうまく出来ず、一部お客様にご迷惑をおかけしてしまいました。この場でお詫び申し上げたいと思います。現在は、きちんと修正して問題はございません。


さて、今回ご紹介したいモリソン万年筆は、昔の万年筆をご存知の方はとても懐かしく思っていただけるかも知れません。セルロイドの万年筆です。手にとってご覧いただけないのが残念なのですが、現代のセルロイド風プラスチックとは違い、独特の光沢と柄の立体的な深みを感じます。
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同じセルロイドを使用しているようですので、2本ピックアップしました。大きいほうはキャップをした状態で125xφ15㎜、小さいほうは115xφ12㎜。両方ともレバー吸入式です。

天冠、クリップ、尾栓部のデザインはそれぞれ違います。個人的には小さいほうの尾部が丸いデザインが好きですが、しっかり書くには大きいサイズのほうが良いかも知れません。

クリップのデザインはそれぞれ違っても、MOISONのロゴが縦に刻印されています。長目のペン先は、全体的なバランスに溶け込んでスマートな雰囲気があります。
ペン先は14金でやはりハート型のホールですので年代は1930年代かと思われます。

これらの万年筆を懐かしむ世代の方とは対照的に、若い方にとってもこのデザインはネオ・クラシック的な新鮮さがあるのではないでしょうか。

では、次回もおたのしみに・・・